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true self

自慢ではないが、私は20代は職を転々としており、
職務経歴書を書くとA4で4~5ページ位になってしまうような、
一般的には社会不適合者と呼ばれる部類の人間なのかもしれないが、
長いjorneyの末に翻訳に辿り着いた。

ようやく自分に合った仕事を見つけた、
というよりは、
翻訳によってむしろ本来の自分に“還った”だけのように感じる。

人間、本質はそう変わらないと思う。

自分のニックネームとしてローズという名を冠した時、
最初は冗談みたいに言っていたが、
言い続けることで言霊というか、自分の認知の方が変わったのである。

翻訳は文字に自分の認識を投影する作業であるから、
その逆もまた然りということか?


新型コロナワクチンについての素晴らしい翻訳記事を見つけました。
https://note.com/yubais/n/n349ab986da42
新型コロナワクチン


以下、引用:

今回用いられた mRNA ワクチンという技術は、「免疫系に学習させる」という点では従来のワクチンと同じですが、レーザーのように精密、かつ強力な方法です。
実際にどのように働くかを見ていきましょう。このワクチンは新型コロナウイルスの一部分である、スパイクタンパク質の遺伝子が記述された RNA です。
この RNA が注入されると、私たちの細胞はその遺伝情報を律儀に読んで、免疫獲得に十分な量のスパイクを産生します。これに加えて細胞の乗っ取りに対する反応によって、私たちはスパイクを攻撃するための免疫を獲得するというわけです。
〔訳注:スパイクはウイルス本体が細胞にとりつくための針のような部位で、ウイルス本体の情報は含まれないため、これだけ体内で産生させてもコロナが発症することはない。〕
このようなわけで、ワクチンには95%もの効果が生まれているのです。


原文は、

An mRNA vaccine achieves the same thing (‘educate our immune system’) but in a laser like way. And I mean this in both senses - very narrow but also very powerful.
So here is how it works. The injection contains volatile genetic material that describes the famous SARS-CoV-2 ‘Spike’ protein. Through clever chemical means, the vaccine manages to get this genetic material into some of our cells.
These then dutifully start producing SARS-CoV-2 Spike proteins in large enough quantities that our immune system springs into action. Confronted with Spike proteins, and (importantly) tell-tale signs that cells have been taken over, our immune system develops a powerful response against multiple aspects of the Spike protein AND the production process.
And this is what gets us to the 95% efficient vaccine.


となっています。


原文全文はこちら
https://berthub.eu/articles/posts/reverse-engineering-source-code-of-the-biontech-pfizer-vaccine/


勉強になりますね!^^







【訃報】長尾真先生ご逝去

昨日、AAMTより、
長尾真先生がご逝去されたとのご連絡をいただきました。

私は長尾先生と関わっていたわけではなく、機械翻訳研究者でもないのですが、
喪失感を感じています。

長尾先生は日本の機械翻訳研究の第一人者であり、
日本の機械翻訳業界では天皇にも等しい存在であられたと思います。

長尾先生とは4年前、名古屋でMT Summit XVIが行われた際に少しだけ直接お話させていただきました。
私はどこの馬の骨ともわからない存在ですが、気さくにお話していただき、お名刺もいただきました。
私が翻訳者だと名乗り、機械翻訳の脅威について述べると、「機械翻訳を使って効率を上げていくしかないですね」とおっしゃっていたのが印象的でした。

長尾先生はルールベースが主流であった40年位前に用例翻訳を思い付かれておりましたが、
当時は計算機のパワーが低かったために、理論上のものにとどまっていました。
しかし、今はニューラル機械翻訳が台頭し、「教師データを学習させる」という観点で見ると、そのアイデアは用例翻訳に近いものとなっています。
今は計算機パワーが上がり、長尾先生のアイデアが実装に耐えうるものとなってきました。

ようやく時代が長尾先生に追いついた、と思います。
長尾先生がもし今現役でおられたら、おそらくシンギュラリティを起こしていたのではないでしょうか。
ようやくおもしろくなってきた時代に亡くなられ、惜しいです。

しかし、長尾先生のたくさんのお弟子さん達(いわゆる「長尾組」)が日本中の機械翻訳組織の長や重要な役職に就かれ、活躍されていますので、
長尾先生のご遺志は次世代に引き継がれたと思います。

研究者ではない私にできるのは機械翻訳の教師データ提供や、機械翻訳の評価の部分ですので、
微力ながらその部分で貢献していきたいと思います。

なお、故人のご遺志により、通夜並びに告別式は家族葬にて既に執り行われており、
ご香典・ご供花・ご弔電などは固くご辞退されるとのことです。

心よりお悔やみ申し上げます。

エッジ・トランスレーション
代表 三浦由起子


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