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みなさん、こんにちは。

ちょっと時間ができたんで、
IJET開催までに【ローズ三浦の翻訳ブートキャンプ】の課題をできる限り添削しとこうと思います。

受講者には「締切厳守です!」と言っているのに、
自分が課題の添削の期日守らなかったら、
「人には『期日守れ』って言うのに、自分は守ってねーじゃん」
ってなるからねwww

さて、今日はmore/lessについてです。

初心者にありがちなのが、「より多い〇〇/より少ない〇〇」と訳してしまうこと。
日本語でそんな言い方しないですよね?

例えば、suitableなら、
more suitable→より適する
less suitable→あまり適さない

などに言い換えるのがミソです☆

昨日はとある勉強会に参加させていただきました。
内容・参加者共にハイレベルで、
他の参加者の方々が「〇〇だよね?」と囁き合っているのを聞いて、
えっ、そうだっけ?←ついていけてない
という感じでしたwww\(^o^)/

さて、今日のお題は「experience(動詞)」です。

「経験する」という意味ですが、
日本語の「経験する」よりも使用される範囲が広いため、
そのまま日本語で「経験する」と訳すと不自然になる場合が多々あります。

その場合は、「起きる」、「生じる」、「受ける」など、
適宜表現を変えるといいかもしれません。


ここで1点追記。

【ローズ三浦の翻訳ブートキャンプ】の課題中に、
「増強する」という日本語があり、
何人かが「enhance」と英訳していましたが、
その文脈では「増強する」は「悪化する」という意味でした。

enhanceは「良い能力を強化する」というニュアンスですので、
この場合は不適切です。

医療の場合、「悪化する」はaggravateやexacerbateを使います。

梅雨ですね。
あじさい。

【ローズ三浦の翻訳ブートキャンプ】も、もう終盤です。

これまで添削してきて、
分野によって翻訳の品質にバラツキがあったり(例:医療機器は強いが医薬は苦手)、
和訳は得意だけど英訳は全然ダメな人や、
英文法はしっかりしているが、内容理解が十分でないために誤訳してしまっている人がいます。

自分の欠点を把握し、自分で補強してください。


ちょっとご無沙汰してましたね。

今週はヘアサロン✨や健康診断🏥、ボランティアの説明や人とのお食事など、
外に出る機会が多かった(リア充?)ですね。
その分、衝動買い💸💸💸もしまくってしまいましたwww

さて、【ローズ三浦の翻訳ブートキャンプ】を添削していて、気付いたことを書きますね。

・英訳では、文字はすべて半角にする(例:()→()、※→*)
・followingには複数形のsは付かない(followingsは×)
・「具体的に述べる」という場合のspecifyには、すでに詳しく説明するという意味が入っているため、その後にdetailsは付かない。ただし、プログラム等を「規定する」場合は、specify detailsと言う場合もある。

【ローズ三浦の翻訳ブートキャンプ】、
早くもそろそろ折り返し地点です。

課題文(英訳)で「(中略)血圧も何とか測れる状態となり~」というのがあったのですが
半分くらいの人が間違えてたので、一応説明しときますね。

これは血圧が「かろうじて」測定できるレベルまで上がったという意味です。
at lastやnarrowlyと訳している人がいたのですが、
英語ではbarelyが一番近い表現だと思います。
(できていた人はgoodです!)

こんばんは。

IJETの委員(ボランティア)、すでにスポンサーとPRを担当しているのに、
当日のボランティア集めまでちょっと手伝っております。

タダ働き乙www


さて、【ローズ三浦の翻訳ブートキャンプ】では、
有害事象と副作用の違いについて課題を出しました。
受講者に経験者と初心者がいるので、
初心者は有害事象って何ですか?」って感じだし、
経験者は「今さら!?」って感じですよね。

英訳の場合、信頼性の高い英文がある場合は、
下手に自分で英訳を作らず、そのまま使う方がよい場合もあります。

これは「ズル」ではありませんよ(定訳がある場合もあります)。

Udemyで新たに『ゼロから作るニューラルネットワーク【Python 3 + NumPyでバックプロップを徹底マスター】』を受講しました。

『みんなのAI講座 ゼロからPythonで学ぶ人工知能と機械学習』や、『ゼロから作るDeep Learning ―Pythonで学ぶディープラーニングの理論と実装』と被る部分があるのですが、逆伝播の説明がかなり詳しく、かつ易しいです。
また、複数の人から話を聞くことで、
よくわからない部分がクリアになったり、「あ、そういうことだったの!」とイキナリ全体像が理解できたりします。

物事を立体的に理解する。

例えば、この3つの講座・本には、すべてPythonが使われています(特にPythonのものを狙って選んだわけではないです)。
つまり、ニューラルネットワークに使用するプログラミング言語は色々あるものの、Pythonが使われることが多いということであり、それだけPythonを使う利点があるということですよね?

これは翻訳にも言えると思います。
人によって教えるアプローチは異なるけれども、
本当に大事なことであれば全員が教えるはずです。

「〇〇は常識!」
と強く言われると、特に自分が初心者の場合そうなのかな?と素直に思ってしまいますが、
「この道〇〇年のエラい先生が言っているんだから・・・」と鵜呑みにせずに、
疑問に思った場合は信頼できる他の人にも聞いてみてください。

案外、そう言ってるのはその人だけだったりしますよw

4月に入りましたね。

桜の香りが鼻腔をくすぐる今日この頃。

世間的には新年度に入り、
新しい職場や学校で心機一転がんばるぞ!って方や、
もしくは既存メンバーは「今年の新人/新入生どんな人かな~」って感じで、
不安と期待が入り混じった心境かと思います。

それに対し、筆者はと言えば、
新年度とか季節とか関係なく、

通年引きこもり生活。

全然代り映えしねぇwww


さて、本のレビューにうつります。

ウワサの冠詞大講座。

英語冠詞大講座

余談だが、ハードカバーの表面のツルツル感が気持ちヨス!

冠詞は翻訳者にとって永遠のテーマ。

全体的に、言語学の教科書を実用的にした感じ。
最初の方は、英語だけでなく多言語の冠詞についての概論。
以降は英語について個別に見ていく感じ(時折多言語についての話も交えて)。

特に、
P21 冠詞の機能 一覧
P31 名詞の4つの世界 イメージ図
P49 不定冠詞使用ケースのまとめ
P92 【6章A】 不定冠詞使用ケースのまとめ
P108 無冠詞名詞使用ケースのまとめ
P175 「原則を修正させるファクター」のまとめ

の図は、冠詞の概念をざっと掴む上で非常に有用。
(時間がない方は、これらの図を見るだけでもいいかも。)

よくこれだけ体系化されたと思います。
少なくとも自分がわかってないと人には説明できないので。

また、あとがきによりますと、冠詞は「ネイティブたちのあいだでも相当揺れがある」そうです。
なので、非ネイティブが「冠詞ニガテ!」ってビビる必要はないのかと。

これ、ちゃんと読み込んで演習もやったら、非ネイティブでもある程度のとこまでイけるんじゃないかな。

全体的に良書です。
ただし、医療分野に限って言えば、
本書よりも『薬事・申請における英文メディカル・ライティング入門』の冠詞についての説明の方が、
よりピンポイントかと。

練習問題500題、ヒマな時にチマチマやろうっとw

評価:★★★★★

『医薬翻訳の極意、伝授します ~事前課題あり♪~』の事前課題を翻訳中。

なんか、この分野1回翻訳した気がするな~。
1度仕事をご一緒した方と、別の場所で偶然再会したって感じ。

メディカル翻訳のプロセスとして、いきなり訳し始めるのではなく、

①ざっと文章を読んで、自分の中にその分野の“受け入れ”体勢を整える
②文章を読んで、内容を整理する
③自分の言葉で出す(もちろん、表現はネットでナチュラルなものを調べる)


特に論文系だと、“難しく書くのがカッコイイ”的なところがなきにしもあらずなので、
場合によっては脳内で英語→英語、日本語→日本語に翻訳してから、
本来の翻訳をスタートする。

今回は和訳だけど、
英訳の場合、わからない日本語は先に調べる。
日本語で理解できないものは英語でも理解できないので。

最初の方は、どうしても付け焼刃(内容よくわかってないけど、表現だけパクってくる)になるが、
ある程度したら壁にブチあたるので、
そこから医学書などで体系的に知識を入れる。

「これ前も出てきたけど、よくわかんないな~」と思ったら、
これからも翻訳する可能性が高いので、知識が必要なタイミング。

最初から体系的に勉強しておくのがベストだが、
文系の場合は最初のとっかかりがないため、
何から勉強していいのかさえわからないと思う。
また、せっかく勉強しても勉強した内容と実際に翻訳依頼が来る内容にズレが生じる可能性があるので、
比較的難易度の低い実務から入り、必要があれば勉強して、だんだん範囲を広げていくことをオススメ。

難易度はだいたいこんな感じかな。

医療分野文書種類別翻訳難易度

下の方の一般向けの資料は比較的取りかかりやすいです。

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