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4月に入りましたね。

桜の香りが鼻腔をくすぐる今日この頃。

世間的には新年度に入り、
新しい職場や学校で心機一転がんばるぞ!って方や、
もしくは既存メンバーは「今年の新人/新入生どんな人かな~」って感じで、
不安と期待が入り混じった心境かと思います。

それに対し、筆者はと言えば、
新年度とか季節とか関係なく、

通年引きこもり生活。

全然代り映えしねぇwww


さて、本のレビューにうつります。

ウワサの冠詞大講座。

英語冠詞大講座

余談だが、ハードカバーの表面のツルツル感が気持ちヨス!

冠詞は翻訳者にとって永遠のテーマ。

全体的に、言語学の教科書を実用的にした感じ。
最初の方は、英語だけでなく多言語の冠詞についての概論。
以降は英語について個別に見ていく感じ(時折多言語についての話も交えて)。

特に、
P21 冠詞の機能 一覧
P31 名詞の4つの世界 イメージ図
P49 不定冠詞使用ケースのまとめ
P92 【6章A】 不定冠詞使用ケースのまとめ
P108 無冠詞名詞使用ケースのまとめ
P175 「原則を修正させるファクター」のまとめ

の図は、冠詞の概念をざっと掴む上で非常に有用。
(時間がない方は、これらの図を見るだけでもいいかも。)

よくこれだけ体系化されたと思います。
少なくとも自分がわかってないと人には説明できないので。

また、あとがきによりますと、冠詞は「ネイティブたちのあいだでも相当揺れがある」そうです。
なので、非ネイティブが「冠詞ニガテ!」ってビビる必要はないのかと。

これ、ちゃんと読み込んで演習もやったら、非ネイティブでもある程度のとこまでイけるんじゃないかな。

全体的に良書です。
ただし、医療分野に限って言えば、
本書よりも『薬事・申請における英文メディカル・ライティング入門』の冠詞についての説明の方が、
よりピンポイントかと。

練習問題500題、ヒマな時にチマチマやろうっとw

評価:★★★★★

『医薬翻訳の極意、伝授します ~事前課題あり♪~』の事前課題を翻訳中。

なんか、この分野1回翻訳した気がするな~。
1度仕事をご一緒した方と、別の場所で偶然再会したって感じ。

メディカル翻訳のプロセスとして、いきなり訳し始めるのではなく、

①ざっと文章を読んで、自分の中にその分野の“受け入れ”体勢を整える
②文章を読んで、内容を整理する
③自分の言葉で出す(もちろん、表現はネットでナチュラルなものを調べる)


特に論文系だと、“難しく書くのがカッコイイ”的なところがなきにしもあらずなので、
場合によっては脳内で英語→英語、日本語→日本語に翻訳してから、
本来の翻訳をスタートする。

今回は和訳だけど、
英訳の場合、わからない日本語は先に調べる。
日本語で理解できないものは英語でも理解できないので。

最初の方は、どうしても付け焼刃(内容よくわかってないけど、表現だけパクってくる)になるが、
ある程度したら壁にブチあたるので、
そこから医学書などで体系的に知識を入れる。

「これ前も出てきたけど、よくわかんないな~」と思ったら、
これからも翻訳する可能性が高いので、知識が必要なタイミング。

最初から体系的に勉強しておくのがベストだが、
文系の場合は最初のとっかかりがないため、
何から勉強していいのかさえわからないと思う。
また、せっかく勉強しても勉強した内容と実際に翻訳依頼が来る内容にズレが生じる可能性があるので、
比較的難易度の低い実務から入り、必要があれば勉強して、だんだん範囲を広げていくことをオススメ。

難易度はだいたいこんな感じかな。

医療分野文書種類別翻訳難易度

下の方の一般向けの資料は比較的取りかかりやすいです。

今月初から命を削って翻訳した甲斐があり、
すでに1か月分の生活費は稼いだので、
精神的にかなり楽。

その代償に、
20代にして枯れた
という感じです。


さて、仕事が一段落したので、送って頂いた審査報告書のデータを使って、勉強します。

ちなみに、JATのHPにプロジェクト京都の写真がupされたようです。
※JAT会員のみ。但し、参加者は非会員でも期限付きで(10/16まで)見られます。

集合写真では図らずもほぼセンターになってしまったっていうwww
(茶髪で青い服のヤツです。探してね!)


う~ん、この資料はゆっくり読んでも難しい。

では、
まずは
①文章の分解
から。
(ていうか、最初から1つの文章に主語を1つにしてくれたら、この工程いらんのに・・・)
いや、お上に対してそんなこと言えないしwww

おそらく、この類の文書にはパターンがあるはずだから、
慣れたら『きっと、こう言いたいのだろうな』というのが短時間で掴めるのだと思う。

②分解した塊を、英語でわかりやすい順序に入れ替える。

基本、
最初に結論→その後に理由を列記
の順で。

③調査
FDA、PMDA、他インターネットで定型表現・適切な表現を検索。
パクれるものは最大限パクる。

④細部を詰めていく
って感じ。

セッションでは、
Tompkins氏は英語ネイティブならでの“ニュアンス”
森口先生は「日本人がナチュラルな英語を書くための調査方法、機構の定訳の参照先」
にフォーカスを当てていたな。

てか、このセッションのDVD出してくれないかな。
英語ネイティブ同士で話している内容が所々聞き取れなかったし、
セッションの途中に出ていた質問とその回答をもう一度確認したい。
多分2~3回聞かないと理解不可能www

あと、JATPHARMAの入会を検討中。
勉強会の対象がプロのメディカル翻訳者というのが大きい。
(一般的なメディカル翻訳セミナーに参加すると、受講者の層が広すぎて、『そもそも~とは』的な基本的な解説に時間を取られたりするので。)
会員限定の資料もダウンロードできるし。

あと、中間目標が必要。
メディカル翻訳者の上位層はほぼ固定だが、
中には私が生まれる前からメディカル翻訳をしている方もいらっしゃるので、
そのレベルに1~2日で到達するのは不可能なので。
自分的には三段階位に分けて、そのレベルに到達したい。

毎日が勉強です。

DHC日英メディカルコースの修了証&成績表が届きました。

DHC修了証

成績表

本当は先月中旬くらいには届く予定だったのですが、
なぜか不着が2回も発生したので、今になってようやく届きました。

というか、サイズが大きくてポストからかなりはみ出していたので、
郵便局のミスではなく、
もしかしたらポスト泥棒かもしれませんw

ちなみに成績は総合得点の89%ちょいでしたが、
95%はやっぱ厳しいと思う。
まぁ、筆者のレベルが低いだけかも知れませんがw

筆者的には仕事が欲しい(推薦して欲しい)からこの講座を受けたのではないので、そこまでこだわりません。

☆良い点☆

・訳語選択にはエビデンスがあり、主観による翻訳論がほとんどない(ように思われる)。
・特に薬理分野のレベルが類を見ないほど高い。
・コスパが非常に良い。
 この内容で通学なら、少なくとも2~3倍の値段がかかるでしょう。
中間報告でも書いたが、ネイティブがチェックしてくれる&質問できる。
 たまに森口先生ご本人からの日本語でのご回答もあり。(その内容が秀逸!)
・信頼性の高い参照資料を多数紹介してくれている。
・中には経験がない種類の文書もあったので、今後の翻訳の【テンプレ】にできた。

★悪い点★

・誤字脱字・訳抜けが多い。
 筆者が気付いただけで17か所(※DHC側に確認済)あった。
 今まで指摘する人はいなかったのだろうか?と疑問に思いました。 多分、受講人数自体が少なく、気付いたとしてもめんどくさい&指摘するのに1回クエスチョンカード(税抜:3000円)を購入しないといけない(←本当に誤字脱字・訳抜けだった場合は、その分のカードは無料で返してくれる)ので、今までわざわざ指摘する人がいなかったのだと思われます。
中間報告でも書いたが、課題の提出方法が郵送のみであること。
・文系の初学者には決しておすすめしない。
 挫折する可能性が非常に高いです。というか無理して背伸びしても内容が消化しきれないと思う。DHCの他のメディカルコースや、他社で基礎を勉強してからでもよいかも。

☆その他☆
・元の講座自体がキャンペーンで約95000円だったのに、クエスチョンカードを約4万5000円分(14枚)購入。
 ここはケチるとこじゃないと思ったんで(ここでクリアにしとかないと、以後ずっと間違えたまま翻訳人生を送ってしまう)、
 お金を払ってでも質問しました。
 そいや1回にクエスチョンカード10枚送ったこともあるな。

 決してモンスタークレーマーではございませんwww

 DHCの各ご担当者様、そして森口先生、
 ウザがる様子を見せずにご丁寧にご回答頂き、誠にありがとうございました。
 非常に感謝しております。


テキストの内容は一語一句に重みがあり、深くうなずいたり、
調査方法もその手があったか!と愕然としたり。
あいまいにしていた基準が明確になり、これからの指標となるものでした。

評価:★★★★★

通常、原文をそのまま書き写す行為は"書写"と言うかもしれないが、
ここではあえて"シャドーイング"と表現したい。

ちなみに英語を話せるようになる方法として、シャドーイングはめっちゃオススメですよ~^^
それのおかげで、筆者は留学経験なしだけどビジネス英語程度は喋れるようになりました(←通訳レベルはムリだが)。
あ、シャドーイング自体が何かわからないって人はググってくださいw

PC上で原文をそのまま打ち込むという、一見ムダに思える練習(←コピペすりゃいいじゃんと思う)を行うことで、
指が覚えるというか、
考えなくても『反射的』に処理できる範囲が広くなるため、
時間を大幅に短縮できる。

すると、
原文を読みながらほぼ同時に訳を打ち込む
という芸当ができるようになる。
(※読むより打つスピードの方がどうしても遅くなるので、完全に同時ではありません)

もちろん、すべての文章についてそれを行う必要はないし、
普段はデータベースにストックしておいたものを検索→コピペすれば全然構わないのだが、
これが効いてくるのは
一刻一秒を争う時(検索する時間すらもったいない時)
です。

翻訳者の方はわかると思いますが、この仕事は緊急案件も度々発生し、
スピードが死活問題になる時があるんですよね。

翻訳スピード上げたい人には、オススメの方法です。

まあ、それやらなくても、
同じ分野の翻訳ばっかりやっていれば自然にできるようになるとは思いますがw


あと、スピードupだけでなく、運用語彙が増える効果もあります。
これは結構大事だよね!

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