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翻訳家になるためには、どうすればいいのだろうか?

翻訳の求人を見ても、「翻訳経験3年以上」とか、ある程度実務経験が必要なことが多い。
経験が積めないのに、実務経験必須って・・・
全く翻訳の実務経験がない場合、どうしたらいいのであろうか?
(基礎的な英語力は必須なので、それがあると仮定した上で、話を進めます。)

下記に筆者の例をご紹介します。
※あくまで一例です。この通りになるとは限りませんので、自己責任でお願いします。

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1、学生時代に基礎的な英語力の形成

2、学生時代中にボランティア通訳や、簡単な英語スタッフのバイト(国際会議の受付等)を経験。

3、貿易会社に貿易事務として入社(正社員)
ある程度のレベルの英検とTOEICと、学生時代のボランティア通訳とバイト実績をアピールして入社。
英語コレポンや海外出張で、実務の英語の運用能力を鍛える。メイン業務は別であるが、企業サイトの翻訳などサブ業務でちょっとでも翻訳経験積む。

4、社内通訳/翻訳を含むアシスタント業務(派遣)
前職の実務経験をアピールして入社。
依然としてメインは別業務であるが、通訳/翻訳の割合は少し高くなる。


4+ 上記と併行し、副業で翻訳業開始
今までの業務での翻訳実績を最大限アピールして、比較的審査基準がゆるい翻訳会社に登録。(実績をまとめてリストにし、それを提出すると良い。)


5、大手電機メーカーに英語スタッフとして入社(派遣)
通訳/翻訳業務ではないが、電気・電子工学の知識と、実務経験を積むため入社。


5+ 上記と併行し、副業で翻訳実績を積む。
上記の知識を活かして電子工学論文を翻訳。また、単価が低くても厭わず、新分野(経済、IT、医学等)にも進出し、翻訳対応可能分野を広げる。


6、大手製薬会社に社内通訳/翻訳として入社(派遣)←今ココ!
副業で運良く治験関連文書を翻訳した経験を最大限アピール。また、未経験分野の習得能力が高いことをアピールして運良く入社。

<ここから先は予定>
(7、電気・電子工学、医薬の知識・経験を活かして特許分野に進出)

(8、専業フリーランス翻訳家として独立・法人化)

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ちなみに正社員と派遣、どちらがいいのかは、筆者には判断しかねます。

正社員の場合、英語関連以外の雑務もかなり多いため、通訳/翻訳「だけ」したい方は、派遣の方がいいかもしれません。(私個人としては、中小零細で正社員で雑用多いより、大手で派遣で通訳/翻訳業務だけに専念する方が好きです。)

ただし、世間的には「正社員」の方が信用があるので、1度は正社員として入社することをおすすめします。派遣の面接(本当は違法ですが)でも、正社員として働いたことがあるか、聞かれることがあります。
(多分、業務に対する責任感があるかとかを見るためだと思いますが。)



以上、ご参考まで☆


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