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平日、筆者は派遣でオンサイトの翻訳をやっており
業務内容は翻訳業務100%のため、
実質在宅でやる仕事をそのまま外でやってる状態だったりする。

◇メリット◇

1、フリーランスに比べ、給料が安定している

  “派遣切り”とか騒がれてますが、それでも数か月は保障されている。
  フリーランスは明日の保証もない。
  それに収入が確実に入ってくるので、
  フリーランスに比べたら温室です。

2、わからないところを質問できる
  
  オンサイトでやる最大のメリットとも言えます。
  特に未経験の業界では、訳が合ってるのかどうかさえ自分では判断できないため、
  『正しい基準』を提示してくれるということは、ありがたいことです。

3、寂しくない
  在宅だと煮詰まった時地獄です。
  話し相手がいることで、いい感じに気が紛れます。
  

◇デメリット◇

1、仕事を断れない

  会社員の宿命。

2、時給制なので、いくら処理量多くても給料は変わらない

  フリーランスなら基本歩合制なので、やればやるほど儲かります。

3、人間関係が面倒

  これはメリット3「寂しくない」の裏返しでもあります。
  寂しくなくなる反面、面倒な部分もあるという・・・ 人間ってワガママですね。



もちろん、筆者は最終的に専業フリーランスを目指していますが、
派遣とはいえ専業翻訳者(翻訳業務100%)で、幸い職場環境も良いため、
正直現状でも『悪くはない』と思っています。(実際、生活していかなければなりませんからね・・・)

何が『良い』かは、人それぞれです。


JTF(日本翻訳連盟)のセミナー(大阪)行ってきました。

内容は“照会事項”(製薬関連)。
参加者はメディカル翻訳関係者(メディカル翻訳者・製薬会社・翻訳会社)のみに限定。


照会事項の翻訳のコツとは?

結論から言うと、

①余計な情報を取って、短くする(要約)
②主要なトピックに絞る
③英語の特徴に直した日本語文を作る
④目的に添った表現(報告 or 指示を仰ぐ or アクションを要求?)


上記の流れになるそう。
(というか、照会事項に限らず、翻訳全体に言えることかも。。)


******************************

3時間のセミナー後は、懇親会。

主婦の方、派遣で大手製薬会社で翻訳している方、医薬翻訳歴20年のベテランの専業フリーランサーの方(大御所!?)・・・色々な方がいました。

JTF管理局の方や、翻訳会社の社長様ともお話しする機会があり、
もちろん営業する目的もあるけれども、
普段同業者・クライアント様と直接話す機会がないので、
見識を広める良い機会になりました。

そして自分がひよっこだって身を以て知りました。(自分でもわかっていたけれども・・・)


上には上がいる。
本日のお題は、
ズバリ翻訳の単価について。


実際、翻訳の適正価格っていくらなの?


翻訳はサービス業なので、“定価”ってものがないにしろ、
ある程度の目安くらいはいるだろう。


筆者は緊急事態時に 1 ワ ー ド 2 0 円 
を1回受注したことがあるが、これは奇跡であって、
普段は 絶 対 に そんなことはない。


色々試行錯誤した結果、フリーランスの場合、
翻訳者に渡る金額のボトムラインは、
英→日で原文英語 1 単 語 8 円 がギリギリかな、と思う。
(それ以上下がると計算上生活できない。)

あ、上はいくらでもいいですよ^^


もちろん、翻訳会社を通すとマージンが加算されるので、
クライアントが翻訳会社に払う金額は遥かに大きい。
(50%以上ピンハネのところも!?)

筆者は新人なので、ボトムラインで提示することが多いが、
それでも「予算がないので」と断られることも多い。
正直、まだ新人ということもあり、新規参入のためボトムを下回ることもしばしば。。
しかし、それをやると後で困るのは自分です。


ぶっちゃけ、ネットだと最近はワード単価2~3円とか、A4の1枚1000円とか、
フザけた求人も多い。
(筆者はさすがにそれは受けません。。)


それでも受ける奴がいるから、クライアントも
「これが普通の値段なんかな〜〜」って思ってしまうのだと思う。


これに対して、
筆者は専門分野を持つ、という対策方法を持とうと思う。

専門分野ですばらしいクオリティを出し、『これ以上は下げませんよ』と断固として値下げ拒否。

それでも仕事が来るような翻訳家になります。


翻訳をやっていると、時折どうしようもなくああああああーーーーー!ってなる時があります。


例えば、


・文芸系の翻訳で、締切が近いのに良い訳が思い浮かばず、1時間で1行も進まない時

・昼間普通に働いて、夜中にほぼ徹夜状態でやっている時(次の日ももちろん仕事)


どんな仕事でもスランプはあるものだが、
翻訳の場合、自分ひとりの作業のため、
誰にも相談できず、手伝ってもらうこともできないため、

精 神 的 な 追 い つ め ら れ 感 が半端ではない。


ノっている時(いわゆるフロー状態)時は、
この世の天国だが、
反対に進まない(ドライ状態)時は、
マ ジ で 生 き 地 獄 。


作家で自殺する人いるけど、ちょっと気持ちわかる。
翻訳って、ある意味『物書き』だよね。


そういう時は、


1、散歩に出る
2、カフェでボーーーッとする(翻訳のことは一切考えない。)
3、友達と話す


特に3は、非常に気晴らしになります。


人間、いくらひとりでいるのが好きでも、
全く人と関わらないと、精神に異常をきたすんだな、って身をもってわかります。

友人のありがたさを感じる時でもあります。

友人樣方、いつもありがとう。





フリーランス翻訳者の第一関門。

それはトライアル。

※トライアルとは - 翻訳会社へ登録する際、翻訳能力を測るため、翻訳会社から求められる試訳で、試験のようなもの。基本は無償。通常A4数枚のことが多い。


それに合格する方法。

それは・・・


 数 打 ち ゃ 当 た る 。

である。


そんなの方法でも何でもないじゃん!と思われるかも知れません。


そりゃ、内容の理解、形式の遵守、訳語の正確性、商品になる日本語の文章レベル・・・等、色々あるでしょう。
しかし、そこをクリアした後の文章の善し悪しの判断には、最終的にはは採点者の『主観』が入ります。
それが筆者が「数打ちゃ当たる」と断言する理由です。

もし、あなたがある一定以上の実力を持っていたら、必ずどこかに引っかかります。
ずっと落ち続ける、なんてことはありません。

それでもずっと落ち続ける、ということは、残念ながら上記のどれか(もしくは全部)を満たしていない可能性が高いです。


さらに、最近では翻訳者志望者が多いせいか、
トライアルの前に『書類審査』をするところも多いです。
(採点者側も、審査に時間取られますから、一銭にもならないのに全員の見る余裕はありません。。)

書類審査通過には、やはりある程度実績がないと厳しいです。(専門性の高い分野だと、業界経験があれば翻訳が未経験でも通してくれるところもあります)
また、まれに、小さい会社だと、書類審査(過去の実績表・翻訳例など)だけで通してくれるところもあります。


とりあえず、 世 界 中 の翻訳会社に応募しましょう。


そして、自分の実力を確かめましょう。
(中には詐欺のところもあるので注意。)


不合格、完全シカト等される場合もありますが、
数やっていればそのうち 慣 れ ま す 。


そしてフリーランスに必要な精神のタフさも身に付きます。


翻訳者志望の皆様、幸運を祈る☆


そして仲間になりましょう♪

一番手っ取り早いのは、

『その業界に入ってみる』

ということである。


ネットで調べただけの浅い知識と、実際に自分が経験するのでは理解度と習得率が全然違う。


筆者は大手電機メーカー、大手製薬会社に派遣で入り、
その道の専門家(エンジニア、薬剤師)から専門知識教えてもらえました。

そして運よく実務で翻訳の機会があったら、しめたもの!

その実績を こ れ で も か と誇張して実績表に書く。
(会社名を実名で載せるかは賛否別れると思うが、筆者は宣伝のため載せてます。)


お金もらえて勉強させて頂ける&その上翻訳の実務も積ませてくれるなら、
筆者としては派遣も悪くないな、と思います。
(ただし、派遣切りされるリスクはあるので、それを常に念頭に置いて。)



フリーランスにとって最も難しいことのひとつは、
『仕事の獲得』である。

サラリーマンだと、会社に行けば嫌でも仕事が待っているが、
フリーランスの場合、仕事自体自分で作らないといけないのである。

筆者の場合、田舎から一人で上京&知り合いに全く翻訳関係者がいない、
という 危 機 的 状 況 であった。

コネもないし、仕事の獲得方法もわからんし、
一体どうすればいいんだ!?

そういう人におすすめなのが、
『アメリア』である。

このサイト、翻訳関係者の間ではかなり有名で、
有料(入会金【初回のみ】: 5250円、年会費:15750円)ではあるが、
割と評判が良い。

たまに、会員以外でも参加できる翻訳コンテストが開催され、
それに応募すると、キャンペーンで入会金5250円免除(年会費15750円のみ)で入会できる案内が届く。

筆者は、何を隠そう、このサイトのおかげで某大手製薬会社の社内通訳/翻訳(オンサイト)の仕事をゲットした。
21000円は優に元を取れている。

ただし、少しは専門分野の翻訳の実務経験がある人でないと、仕事の獲得は難しいかもしれない。
(まれに未経験者OKな場合もあるが、最低TOEIC 900以上でないと厳しい。
また、Trados(翻訳支援ソフト)等を所持してないと応募できない案件もある。

ある程度実務経験があり、これからこの業界で本格的にやっていこう、という人にはいいかもしれません。
※筆者はアメリア関係者ではありません。入会に関して筆者は一切責任を持ちませんので、自己責任でお願いします。

全くの翻訳未経験の場合、最初から翻訳家になるのは難しいので、
とりあえず、少しでもいいので英語を使う仕事に携わりましょう。

個人的には貿易事務とかオススメですよ!(貿易の勉強もしないといけないですが。。)

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