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“フリーランス”と言えば、何となく“自由そうでカッコいい!”というイメージを持たれる方もいるかもしれないが、
その実態は ニ ー ト と 紙 一 重 である。

筆者の稼業である翻訳は在宅でできる作業のため、筆者の場合用事がない限りは“ほぼ1日中家にいる”という状態である。

筆者のマンションはちょっと前に工事を行っており、しょっちゅう工事の人と顔を合わすことになってしまい、多分内心

「コイツいつも家におるな~~。(おかげでこいつの部屋の前の床のペンキ塗りできねーし!)ニートじゃね?www」

と思われていたことだろう。

しかし仕事がない時は実質ニート状態のため、あながち否定できないのがツラいところである。

たまに息抜きに昼間にカフェに行っても、
周 り は 主 婦 だ ら け 。

店員からしたら、筆者も主婦と思われているか、“無職でヒマな人”に見えるだろう。(もう学生に間違えられる年でもないんでw)

そして人との会話といえば、忙しい時は下手すりゃ何週間も


コンビニ店員「あたためますか」

筆者「はい」



程度。


筆者は比較的孤独に強い人間だが、
さすがに何週間も人とまともに会話しないのは精神衛生上悪いことに気付いたため、
よほど忙しくなければ最低1週間に1度は友人と直接会って会話するようにしていますw




翻訳者の中には「和訳しか請けません」という方もいるだろう。
筆者は和訳メインであるが、英訳も「可」(トライアルには受かるレベル)。

和訳の値段がだだ下がりなのに対して、英訳は和訳に比べてできる翻訳者がぐっと減るせいか、比較的マシである。
つまり、英訳の方が儲かるのだ。

一説によれば、英訳の場合、フリーランス翻訳者の1日の平均処理量は、原文日本語4000文字らしい。
筆者は和訳をメインとしているため、フリーランスとしての英訳の経験は正直あまりなく(社内翻訳者の時代は英訳の方が多かった)、
現状での処理量は1日平均2000文字。

フリーランスとしては“かなり遅い”と言える。

これでは、「自分が儲からない」というだけではなく、大型案件を何人かで分ける場合には他の翻訳者の負担が増えることになり、迷惑をかけてしまう。

今後翻訳者として生き残るため、
というかそれ以前に他の翻訳者に迷惑をかけないため、
今の筆者には英訳スキルの向上が最優先事項である。



どの事業でもそうだと思うが、
資金繰りは最重要事項の1つである。

これは翻訳者というより、経営者視点の話になる。

翻訳業の場合、『納品してから実際に入金されるまでのスパン』が重要となる。

筆者の場合、お客様によってご入金が納品即日~翌々月と、かなり幅がある。

例え数字上の売上は良くても、
実際にお金が入るのは 数 ヶ 月 先 なんてこともあり、
その間生活費がショートしてしまう可能性がある。
(企業の場合だと、いわゆる「黒字倒産」に該当。)


筆者は対策として、

・仕事を請ける前に、「いつ実際に入金されるのか」を確認

・色々な支払いスパンのお客様と取引し、リスクヘッジ

・例え資金にヨユーがあったとしても、仕事は常に最大限やっておく


を行っている。

みなさん、こんばんは。
久しぶりの長文ですので、改めてご挨拶☆

筆者は、先月初めて数万ワードの大型案件(←自分的にはw)を受注し、昨日まで2週間働きづめで(1日も休みナシ)、
今日は久しぶりに1日またーりとした気持ちで過ごしました。

今回のことで、学んだことがあります。

・自分がフルスピードで突っ走れるのは、2週間が限度。

・処理量を日割りで単純計算しても(例:20000 wordで納期が10日後なら、1日2000 word)、実際には機械みたいに計算通りこなせるものではない(調子が悪い日もある)。また、リスク(病気になった・パソコン壊れたなど)対策の意味でも、必ず余裕を持って納期設定する。

・わからないことはテキトーにごまかさず、自分で出来る限り調べた上で質問・または申し送り事項として明記。

・どんなに急いでいても(または、いくらコスパ重視と言っても)、必ず見直しを行う。予想外に見直しに時間かかったり、見直ししてるうちに重大な誤訳に気付き、かなりの部分をやり直すハメになったりするので、見直し期間を余裕見て設定。


そして重大な発見は、

今の単価のままなら、
ぶっちゃけ派遣で翻訳者として働きに行った方が割がいい

ということである。

筆者は、この仕事が「割がいいから」しているのではないが、
それでも「ビジネス」として継続的な利益を上げるには、コスパ感覚はハズせない。

翻訳を請け負い始めた最初の頃は実績がなかったため、
まずは実績!」で採算性度外視(いわゆる“ダンピング”で仕事を得る)で、

「仕事が来るだけで 
 涙 が 出 る ほ ど 嬉 し い 」
フェーズであるが、

しばらく経って次のフェーズに入ると、

「これ未経験分野だし難易度高いから調べるの時間かかるな~~。word単価最低○○円以上じゃないと割合わない」
「これ、時給換算するといくらだっけ?」と、

いわゆる

コスパ

を考えるようになるのだ。

翻訳におけるコスパのキモ→単価

=つまり、いかに単価を上げるかが、筆者の次の課題となります。





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