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回復可能

現在筆者は、某製薬会社のプロジェクトに参加中。

内容を見てみると、なんと 
半 年 前 に 派 遣 で 内 定 取 消 さ れ た 会 社 (理由は方針の急な変更らしい)
ではないか!

このような形で(今度はフリーランス翻訳者として)再び関わることになり、光栄です!(キリッ

また、翻訳者の集まりなどで、以前筆者が派遣で行っていた別の製薬会社の関係者にも複数遭遇したし、
筆者の友人の1人は今はその会社のプロジェクトに関わっているらしい。

どうやら同じメンバーが ヘ ビ ー ロ ー テ ー シ ョ ン されているように思われる。
(関西ということもあり、場所が限られているせいもあると思うが)

ということで、医薬翻訳業界は非常に狭いため、
例え理不尽な仕打ちを受けようとも、今後もこの業界でやっていきたい場合は、
決して暴言を吐いたり暴れたりしない
ことを強くおすすめしますw
フリーランスの翻訳者は(というか筆者の場合だけかもしれないが)、
『メチャクチャ忙しい』(修羅場)か、『メチャクチャヒマ』(閑散時)かのどちらかという感じである。

修羅場の時は一秒すら惜しく、トイレに行くのも隙を見てダッシュ(笑)。
しかもそういう時に限ってパソコンが急にフリーズ連発し始めたり、
嫌がらせとしか思えない出来事が頻発。

そしてそれが過ぎると急にヒマになり、
back to the ニート生活。

ヒマ過ぎて精神的におかしくなってきて、
夜中の3時に起きてホットケーキを作り始めたりしてしまう。

もっと定例案件を増やせば『安定』するとは思うのだが、
定例案件を増やし過ぎると、
今度は突発的なオイシイ大量案件ができなくなる

というジレンマ。
日本語に直すと「意訳し過ぎ」という意味になるのかもしれない。

“意訳”とは「どこから」、そして「どこまで」許されるのであろうか?

本来なら、翻訳のベストな形は“equivalence”であり、

「もし原文の筆者が日本語ネイティブ(もしくは英語ネイティブ)なら、こう書くんだろうな~~」


という表現が一番望ましいはずだが、
そうはいかない場合もある(特に原文に該当する“概念”自体がターゲット言語にない場合)。

文芸だと、
「Aは○○、Bは○○、Cは○○、全体として○○である」と書いてあっても、
「全体として○○である」の一文だけで要約できる場合もあるが、
実務翻訳(例えば仕様書)だと、
「Aの要件は○○、Bの要件は○○、Cの要件は○○、全体として○○という携帯電話である」で
「全体として○○という携帯電話である」だけでは 
仕 様 書 の 意 味 が な い www

そういう理由もあって、筆者は実務翻訳の方が好きなのだが、
たまに文芸分野の仕事が来るといつもその境界線に悩まされる。

ということで、文芸翻訳が得意な人はお知恵を拝借させていただけますと幸いです。

むしろ 業 務 提 携 してください(笑)



【IT】フォーカスが外れる
深夜にこんばんは。

翻訳を生業とするには、
技術面、ビジネス面の両方を考慮する必要があると思う。

まず、技術面に関しては言わずもがな、という感じ。
翻訳者なら、人から言われなくても常に自ら翻訳技術を磨き、向上させていくのが当然であろう。
もちろん筆者も日々精進している。

だが、筆者の周りには筆者より翻訳技術が上の人は山ほどいるものの、
専業フリーランスで食えている翻訳者は筆者のみである。

それはなぜか?

それは多分、彼らは「翻訳が好き」「翻訳の勉強が好き」「翻訳論が好き」でそれに注視するばかりで、
ビジネスの側面”を考えていないからであるように筆者には思われる。

例えば、自分の1日の処理量と目標年収に応じた単価設定、自分のレベル・市場価値の把握、翻訳会社との交渉など。

ターゲット層は誰か? その人達が求めていることは何か? 需要と供給を鑑みて、適切な値段はいくらか?

翻訳会社にとっては、翻訳物は“商品”であり、翻訳者からできるだけ安く仕入れる→エンドユーザーにできるだけ高く売ることにより、その差分を“売上”として得ている。利益の仕組みは商店と変わらない。
翻訳会社が“欲しがっているもの”を把握し、それを武器に交渉していけば、交渉は優位に進むだろう。

それには、翻訳物を自分から切り離した『商品』として見ることが大切である。

もちろん、それは難しいことだろうと思う。

筆者も翻訳という仕事を愛するあまり、最早アイデンティティが同化してしまっている状態で、
まるでエヴァとシンクロ率400%超になってしまったシンジ
のように、翻訳という職業から降りられないのであるが、

翻訳会社やエンドユーザーにとっては、
翻訳者の翻訳に対する思い入れは
商 品 価 値 に 直 接 関 係 な い のだから。

翻訳者の皆様は、自分の翻訳が相手にとってどういう価値を持つか、また相手に“どのように”売っていくかにぜひ注目してみて欲しい。


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