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深夜にこんばんは。

翻訳を生業とするには、
技術面、ビジネス面の両方を考慮する必要があると思う。

まず、技術面に関しては言わずもがな、という感じ。
翻訳者なら、人から言われなくても常に自ら翻訳技術を磨き、向上させていくのが当然であろう。
もちろん筆者も日々精進している。

だが、筆者の周りには筆者より翻訳技術が上の人は山ほどいるものの、
専業フリーランスで食えている翻訳者は筆者のみである。

それはなぜか?

それは多分、彼らは「翻訳が好き」「翻訳の勉強が好き」「翻訳論が好き」でそれに注視するばかりで、
ビジネスの側面”を考えていないからであるように筆者には思われる。

例えば、自分の1日の処理量と目標年収に応じた単価設定、自分のレベル・市場価値の把握、翻訳会社との交渉など。

ターゲット層は誰か? その人達が求めていることは何か? 需要と供給を鑑みて、適切な値段はいくらか?

翻訳会社にとっては、翻訳物は“商品”であり、翻訳者からできるだけ安く仕入れる→エンドユーザーにできるだけ高く売ることにより、その差分を“売上”として得ている。利益の仕組みは商店と変わらない。
翻訳会社が“欲しがっているもの”を把握し、それを武器に交渉していけば、交渉は優位に進むだろう。

それには、翻訳物を自分から切り離した『商品』として見ることが大切である。

もちろん、それは難しいことだろうと思う。

筆者も翻訳という仕事を愛するあまり、最早アイデンティティが同化してしまっている状態で、
まるでエヴァとシンクロ率400%超になってしまったシンジ
のように、翻訳という職業から降りられないのであるが、

翻訳会社やエンドユーザーにとっては、
翻訳者の翻訳に対する思い入れは
商 品 価 値 に 直 接 関 係 な い のだから。

翻訳者の皆様は、自分の翻訳が相手にとってどういう価値を持つか、また相手に“どのように”売っていくかにぜひ注目してみて欲しい。


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