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●JTF関西セミナーについて●

毎年5月末に開催されてたJTF関西セミナー(※主にメディカル翻訳経験者を対象とする回)の告知がいつまで経ってもされないので、主催の翻訳会社に問い合わせたところ、
『2015年度につきましては、今のところ津村講師の登壇は予定されておりません。』
とのお返事。


工工エエェェ(´Д`)ェェエエ工工


すっごい楽しみにしてたのに・・・。・゜・(ノД`)・゜・。

そこで私の知り合いを業界デビューさせる計画がっ・・・
あ、そのうち皆さんにお披露目しますねw

●トラドス案件の功罪●

トラドス使用の案件が多くなってきた今日この頃であります。
トラドス案件は翻訳というよりもはや間違い探し。
同じような文章が続くので、油断してると微妙に変わっている部分を見逃すので気が抜けないw
重複分は無償 or 減額なので、

数をこなしてナンボ→いかにラクをするか・効率を上げるか

という発想になってしまう。

翻訳とは脳の別の部分を使ってるのか、
本当に全文翻訳の案件が来ると逆にテンパるw

●DHC日英メディカルコースについて●

現在Text 3のP10目。
この部分では森口先生が遺伝毒性試験を理解する上で必要な基本用語を簡単にまとめてくれているのだが、
めちゃくちゃわかりやすい。

自分でも医学書とか読んでわかった気になっていたが、
全然わかっていないことに気付いたwww

医学書とかって正確さを重視するから、
まず『言葉の定義』から入るんですよね。
正確さを重視すると、読みやすさが犠牲になる(=わかりにくくなる)という二律背反w

気付かせてくれた森口先生、ありがとうございます。

自分で「できてない」と気付いていたら、
その部分を直すために自分で努力できるけど、
そもそも気付いてもいなかったら直しようがないのでw


あくまで私のケースですが、おそらく業界全体の傾向と大きくずれてはいないと思います。
(「いや、俺はそんなことないしw」って人はコメントで反論くださいね)

【和訳】需要はあるものの、ここ1年で翻訳料金だいぶ下がった感が。。
みんな値段下げ過ぎじゃないの?
もはや医療分野でさえ和訳だけでは生計立てられると思えないんだけど。
この感じが続くなら、日本の翻訳会社からはもう受けられません。

【英訳】料金の下がり具合は和訳に比べればかなりマシ。需要は和訳よりかなり多く、こちらの言い値が通ることも多い。特に医療機器の案件が増えてきてるから、医療機器の会社で社内翻訳の経験がある筆者には追い風かな。

現在、筆者の翻訳案件は約80%英訳であり、
和訳は海外の翻訳会社が多い(※日本語ネイティブというアドバンテージが活かせる)。
日本の翻訳会社からは、緊急案件で割増料金の場合くらいしか受けません。

今は英訳の需要が多くて料金が下げ止まっているからなんとか生計を立てられるが、
今後はどうなることやらwww


【画像診断機器】位相
こんばんは。
真夜中で変なテンソンだけど許してね。

今日本の営業時間とアメリカのBusiness hoursの両方で働いてるからね。

・・・(^ω^)・・・

24時間じゃん。

このままだとkaroshiコース\(^o^)/

いや、筆者は本当にギリギリになったら死ぬよりバックれるタイプなので大丈夫・・・
あ、まだまだギリギリじゃないんでそうそうバックれませんよ、念のためw
安心してご依頼くださいね。

さて、フリーランスの仕事の人間関係って、
人によってもちろん違うとは思いますが、
一般的にはリーマンよりかなりドライだと思います。

フリーランスは固定給はなく、案件ごとの契約となります。
趣味ではなく、それで生計を立てないといけないため、
仕事を受けるか否かは基本的には“条件”(料金、難易度、案件に要する時間、納期など)で判断することになります。
例えば、一日に10件翻訳依頼が来たら、物理的に全部こなすのは不可能なので、
どうしても割のよさで選ばざるをえません。
(例外的に、いつもお世話になっているクライアント様の場合は、
レートが悪かったり納期がキツい案件でも多少は融通したりしますが。)

仕事を受ける時は確認を取ってから(クライアントは複数の人に同時に打診していることが多いので、必ず返事が来てからスタート)、
その後は納品まで放置プレイされます。
(指示がある場合は、最初に通達されるのが基本です。)

プロジェクトでご一緒させて頂く他の翻訳者がいる場合、
筆者は初めてメールする時に「初めまして。これからよろしくお願いします。」みたいな短い挨拶を入れるようにしています。
(相手のことを考えてだけではなく、それによってこちらの仕事もしやすくなるので)

そして納品→クライアントが検収→問題がなければ請求書送ってMission Complete

ここまでで一連の流れは終わりです。

次に依頼がくる保証はどこにもありません。
(実際単発で終わったことも結構ある)

ある程度の仕事量がある会社から信頼を得られれば、
レギュラーで仕事をいただけるようになることもある。
(※但し、いつ切られてもおかしくない状態。)

フリーランスは労働時間は自由だし、うるさく口出しされることもありませんが、
“ヨソの人”であるため、
社員やバイトのように給料を保証してくれることもなければ、面倒を見てくれることもないんです。
(できなかったら、次から仕事来なくなるだけ。)

自由を何よりも愛する筆者ですが、フリーランスの人間関係がドライ過ぎて、
ごくたまにリーマン時代の濃密な人間関係が懐かしくなることもあります。
(ま、実際戻ったら「ウザい」としか思わないだろうけどw)

同時に、矛盾しているようですが、
筆者の場合は知人のつながりでビジネスをしている部分もあります。

そうすると、【プライベート】という概念がなくなってくるんですね。

行きたい飲み会は、それを中心にして仕事のスケジュールを立て、
行きたくない飲み会は仕事を理由に断るというw
(※本当に仕事の時もあります)

良いか悪いかは人によって意見分かれると思いますが、
筆者にはこの生活が向いていると思っています。


最近同じ会社の別の案件(※文書の種類は違う)が、
別の翻訳会社経由で来た。
(おそらく担当部署が違うのだろうと思われるが)

フリーランス翻訳者はリスクヘッジのために複数の翻訳会社に登録するのが普通なので、
専門性が高くなればなるほど、
どの翻訳会社に出しても、
結局末端では同じ人に当たる可能性が高いw

ソースクライアント様、
どの翻訳会社に出しても、
結局中の人私ですからwww


なので、最初から筆者に依頼するといいですよ☆(´^ω^`)


あと、数年前応募して落とされた翻訳会社数社から「トライアル受けませんか」という打診が来たり。

数年前シカト or 落としたの覚えてないんですかね。

まぁ、確かにその時はシカト or 落とされても仕方ないレベルだったと思いますが(自分が採点者でも落とすと思うw)、
せめて「数年前は失礼しましたが~」みたいな一言入れてほしいです。

また、メディカル翻訳者の友人に「〇〇っていう翻訳会社応募しようと思うんだけど、この会社知ってる?」と聞かれた時、
知ってる会社名出るわ出るわw

この業界、狭すぎて絶対悪いことできないですw

今行っている案件で、森口先生の講座の内容が即効で役に立っている。
先生、ありがとうございます!

講座費用は確定申告で元を取ったため、すでに利益が出る状態。

ちなみに今の案件はTradosを使っているのだが、
そもそもTrados自体、
翻訳会社側の翻訳管理を楽にするツールであって、
翻訳者側のことはあまり考慮されていない。

(操作方法がわからなかったら、マニュアルを有料で買うか、
自腹で高いハンズオントレーニングを受けてくれ、というスタンス)

翻訳会社側が「Trados必須です」と言ったら、
翻訳者はTradosを購入するか、
購入したくなければ
その会社との取引を諦めるしかない。
(下請けは立場弱いからw)

筆者の経験上、Trados【必須】の翻訳会社は全体の20%程度。【歓迎】を含めると40%程度。
医薬分野では今まで必須の会社に当たったことはないが(医療機器はマニュアルが多いのか必須の会社があった)、
それは医薬分野はIT等に比べて繰返しが少なく、
また医薬+Trados所持の条件となると対応できる人が少なくなり過ぎる
ためであろう。

また、会社によってはTradosに似た独自のオンラインシステムで作業するところもある。

PCや最新ツールがニガテな翻訳者にはツラいかもしれない。

ちなみに筆者自身は比較的得意です。
HPも自分で作ったし。

医薬+Trados使う案件があったら、
筆者に回すとスムーズですよ☆

今後はそういうツールへ対応できるか否かで、翻訳者の間で差が開いてきそうである。

景気が良くなって来たのか、以前登録した派遣会社からよく連絡が来る。
(中には10年近く前に登録したところも!)
実際、翻訳の仕事ってハケンが多いんですよね。

フリーランスとなってから、派遣時代よりも時給換算で2~3倍上がったので、
正直アホくさい。

しかも、すでに企業様から直接お仕事を頂くこともあるため、
間に派遣会社を入れて企業に行っても、派遣会社にピンハネされるだけであって
筆者には何のメリットもない。
むしろそのうち筆者自身が派遣会社になるかもしれないし。

しかし、筆者には“ハケンの時代があったからこそ、今がある”のである。
ハケンだったとしても、企業での医療翻訳の実務経験がなければ、文系の筆者には経歴・能力的に独立は難しかったであろう。
派遣してくれた派遣会社にはカンシャしています。

ハケンは賛否両論だと思いますが、筆者的にはいずれフリーになるため経験積むのにはいいんじゃない、という感じ。
但し、ずっとできるものではないので、
やるなら絶対にフリーランスになるんだ!という覚悟を決めてやり、
期限付きでやってください。
(例えば、ハケンのまま40才近くなって、「どうやらフリーになれなさそうだから、やっぱ正社員になりたい!」と思っても、現実にはかなり厳しい。)
翻訳は以前は26業務であり、派遣期間3年の縛りもなくて何年でも(例えば10年とかでも)できたのに撤廃されちゃったし。結局企業に都合いいように使われてるよねw

しかし、いつ仕事がなくなるかわからないため、
派遣会社に『派遣の登録消してください』と言えないチキンな自分がイルw


例え今上手くいっていたとしても、
いつ、どうなるかわからない立場なのがフリーランスである。


フリーランスとして独立するには、運の要素が比較的強い。
「こうすればなれます(例:大学はその学部に行って、国家資格を取る)」といった、
いわゆる王道ルートがないため、
重要なのは、チャンスが多い環境に身を置くこと(確率を増やすことができる)、
そして、イザという時にチャンスを掴めるように常に万全の体制でいることである。

まずは下の図をご参照。
(絵下手クソwというツッコミはなしで。)

波に乗れ!

波に乗る
→仕事を受ける。うまくすればそのまま第二、第三の波へと仕事が続いていく。(仕事が評価される→次の仕事が来る→口コミで自然と顧客が増えていく、など)

波に乗りそこねる(タイミングを逃す)、もしくは最初から波に乗らない
→後から「やっぱやりたい!」と言い出しても、その時にはもう需要がなくなっていたりする。また、そもそも波に乗らなければ第二、第三の波に乗れる可能性は0。

筆者は経験少ないけど有望そうな人にリアルで声をかけたりしているが、
実際意外にも返事がないことが多い。
(まあ、怪しいと思われたのかもしれませんが。)

2回目のチャンスが来るとは限りません。

また、
「どうしよう・・・やりたい・・・でも・・・」
とグズグズしている間に、
後から来た奴にひょいっと取っていかれたりwww

数年後成功しているそいつを見て、
「あの時あの仕事受けとけば、あの位置にいるのは自分だったかも!」
とか思いたくないよね。

あと、フリーランスでいると、
そのうち「あ、これ仕事につながりそう!」というが働くようになります。
常に生存競争にさらされているが故に覚醒する本能のようなものである。

眼窩

講座の途中ですが、
先月初に提出したText 1の添削が返って来たので、
ここで臨時の感想をお送りします。
(一度に書くとめっちゃ長くなりそうなので)

★テキストについて★
テキスト自体は非常に良いです。
翻訳者が疑問に思う点を熟知し (可算・不可算、総称・名称など)、
文系には文章を読んだだけではわからないこと(理系にとっては自明の理であるため、わざわざ説明せずにカットされてること)を丁寧に説明してくれており、
+薬剤師視点(薬理学的視点)で、
文系の筆者には絶対に思い付かない表現(字面だけでなく薬剤の化学構造や作用機序を理解した上での表現)が出てきたりとか。

関係ないけど、化学構造って
特許請求の範囲がマジ面倒くさそう。
メディカル特許進出はまだまだ先になりそうですw

一方で、文系にもマネできる調査方法(医薬用語のコロケーションとか)も記載されている。

ていうか、筆者的には付いていくだけで精一杯なのに、
こ の 内 容 教 え ら れ る 森 口 先 生 っ て 神 ! ?

★ネイティブによる添削について★

やっぱネイティブチェックええわ~~
いっぱい赤ペンが入りまくってるがwww

『クエスチョンカード(←ネイティブに質問できるカード・6枚まで無料)』で、クソ面倒くさい質問を3件してしまったが、
ちゃんと調査した上で回答してくれた(ように見える)。
こういうふうに対応きちんとしてくれると好感度高いよね。

ちなみに『総得点の95%以上』を取ると、同社の翻訳者として推薦してくれるそうだが、
実際にはアメリアのクラウン会員以上の無理ゲー。

こ れ 9 5 % 以 上 取 れ る 奴 っ て 一 体 。

も1つ難を言うと、
課題の提出方法が郵送のみであること。

カスタマーセンターにメールで提出できないのか聞いたところ、郵送のみとのこと。
なぜメール対応してないのか聞くと、
以前試験的に別の講座でやったことがあるが不評だったとのこと。

ネイティブチェックのためにアメリカのDHCオフィスに郵送するので、それだけで往復3週間くらいかかる。
別に急ぐわけではないが、もうちょっと何とかならないのだろうか。

手書きじゃなくてもPCで書いてからそれを専用用紙に貼り付けてもいいらしいので、
筆者は1回PCで書いて紙でプリントアウト→それを貼り付けたが、
全 く 意 味 の な い 作 業 。
課題提出の度にいちいち切手代払うのももったいない&面倒くさい。

後半ネガティブになりましたが、全体的には、
この講座を受けることで、医療翻訳者として“正しい方向”に努力してるのを感じます。
先月はText 1の課題提出後は忙しすぎて全く勉強できなかったから、今からどんどんText 2進めるお!(`・ω・´)

※【総評】はこちら。



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