Photo Gallery

今回はTradosをdisる回ですので、
Trados大好き!という方は、閲覧をご遠慮くださいw
(あ、最後にちょっとエエとこも書きますw)

<アカンとこ>

・たまに原因不明のエラーが発生して、作業が止まるor強制終了。
意味不明なエラーが発生し、別名(訳文のみ)で保存ができない。
 これ、急いでる時にはマジでイラッときますw
・CMは無償or減額なのに、間違ってることがある。
・他の翻訳ソフトとあんま互換性がない。
 他の翻訳ソフト使ってる人に回して、返ってきた時には不要なスペースや文字が入っていたりするw
・そもそも取り込んだ時点で、原文と合っていないことがある(同じ文章が二重になってたり)。
・訳文のみで保存すると、レイアウトがグダグダになる(←DTPの人が修正してくれる)。

<エエとこ>

・CM、ATは自動送りしてくれる。
 これは気持ち(・∀・)イイ!!
 オセロで一手で全部裏返った時のような爽快感www
 Wordに直接入力だと、完全に同じでもコピペしないといけないから、これは楽。
・言い回しが統一できる。
 量が多いと、自分で書いた文章ですら最初の方のやつ忘れるからねw
・部分一致のレートが高いと、1文字違いとかでも結構お金もらえる。

アカンとこは、主にソフトのエラー関係かな。
エラーや、DTPの人の手間を考えると、
A4で数ページならWordでよくねと思う。
Tradosがその利点を発揮するのは、量が多い&同じ言い回しが多い時(マニュアルとか)だよね。

さんざんdisったけど、筆者的にはTradosの案件は別に嫌いじゃないです。
(むしろ、部分一致のレートがよければ大歓迎ですw)
ただ、Wordへ直接入力するタイプの翻訳とは、翻訳のプロセスが異なるので、合わない人もいるかも。


税務署から封書が届きました。

消費税の転嫁拒否調査

消費税の転嫁拒否調査らしいです。


一瞬、税務調査かと思ってビビったじゃねぇかwww


消費税について、みんなどうしてるんだろ?

筆者の場合は、消費税も全部“込み”の値段で提示しているため、
拒否られるとかの問題は発生しません。

全込みにしてる理由は、
いちいち計算するのが面倒くさい(税率変わるし)のと、
個人事業主の場合は、1000万円以下は消費税免除であるため、
中には「えっ、消費税って払わないといけないの?w 売上1000万円超えてるの?」と文句を言う人もいると思われるので、
全込みでブラックボックスにしてますw

というか、例え売上1000万円超えてないとしても、
仕入れ(パソコンとか翻訳ソフトとか)には消費税かかっているのに、
売上に消費税かけないというのはおかしい
と思う。

しかし、下請けは立場が弱いので、
クライアントに強く言えない翻訳者もきっと多いんだろうな~。。

今月は月初から突っ走ってる甲斐があり、
過去最高の売上額となりそうです!

OL時代には絶対に得られなかった金額。
(下手すりゃ給料数か月分!?
その分、馬車馬のように働いていますけどねw

今日、久しぶりに外に出たら、
季節が変わっている
のに驚きました。

どんだけ引きこもってるんだよwww

これがフリーランスの醍醐味の1つ
頑張った分は、ちゃんとお金に反映される。
その代わり、カイシャインと違って、
経費はすべて自分持ちだし、
何の保証もない(仕事がない時もあるし、何か起こっても全部自分の責任)から、
リスクに備えるにはそれくらい稼げないと割り合わないかも。

毎月これくらい稼げるといいんですけどね~。
この売上をキープするのが目下の目標。

さて、引き続きプロジェクトを進行中。

今回のプロジェクトではTradosを使用しているのですが、
TMが上手過ぎてハッとしました。

翻訳作業って、"自己完結"な部分も多いと思いますが、
『最後の一手』は他者によってもたらされるのかもしれません。

で、次回からまるで最初から自分の語彙であるかのように使用w

筆者はそうやってのし上がってきたんですよ!(笑)

使えるものは最大限有効活用するのは、
フリーランス翻訳者としてやっていく上で大事です☆


【治験・患者の治療経験などの】過程

久しぶりに夜中に作業~♪

来週月曜日までは納期ギリギリです。

このプレッシャーがたまんないんだよねwww

あ、別にドMというわけではないですw
どっちかというと、チキンレース的なスリルwww

フリーランスは1人の雇用主に縛られないものの、
1つ1つの案件に対して“忠義を尽くす”のである。
それが最後の案件になる可能性がいつでもあるため、
全身全霊で仕事に取り組む。

個人事業主って、信用0どころか、
マイナスからのスタートだから、
自分の行動(結果・対応)によって信用・信頼を得ていくしかないのである。

天気のよい日が続いておりますが、
ほぼ自宅に引きこもって仕事する毎日を送っている筆者です。
(たまにお散歩に出る程度)

さて、筆者は今日から約1か月のプロジェクトに入りました。

と言っても、納期に余裕がありますので、
いつもお仕事を下さってる会社様の分は、
ほぼいつも通り受けられますのでご安心ください。
(もしかしたら、多少延ばさせて頂くことがあるかもしれませんが)

筆者はいったん仕事モードに入ると、
“納期はすべてに優先する”という価値基準のもと、
他のことはどうでもよくなるため、
仕事にのめり込み過ぎて、
自分の世話すら忘れてしまうのである。

これは、諸刃の剣。

短期ならなんとか乗り切れるけど、
長期になると間違いなく過労死でしょう。

その点、納期に余裕のある中期プロジェクトを1つ持っていると、
来月以降の収入の見込みが立つ+急がなくていい(間に他の仕事も入れられる)ので、
比較的気楽に仕事を進められます。


最近はgoogleのオーガニック検索から筆者のブログに辿り着く方が増えており、嬉しいことです。
以前に比べて勉強についてのアクセスがかなり多くなったかな。
これから勉強したい人に、少しでもお役に立てていれば幸いです☆
(自分も先輩方のブログを見て、ここまでやって来たので)

さて、自分のポジショニングにおいて、
重要な要素の1つは価格である。
価格によって、ターゲット層が大きく変わるからである。

ターゲット層が変わると、求められる翻訳レベルやニーズがかなり変わってくる。

フリーランス翻訳者は自分の翻訳の値段を自分で決められるというのが、
良いところでもあり、悩むところでもある。

高過ぎると仕事が来ないが、
ケンキョなつもりで値段を下げ過ぎると、
今度は小遣い稼ぎ目的の主婦層と同じマーケットに入ってしまい、
その枠では逆に高いということになる。

そのためには、まず
現状(業界全体から見た自分のレベルとその適正価格)を知らなければならない。

そして
自分の強み・弱み
を知ること。

強みがあるなら、
顧客へのアピールポイントにし、
逆に弱み(ターゲット層が求めているが自分には足りないもの)があるなら、
それを補うように努力し、
どうしても補えない(かつそれが致命的)であれば、
別のターゲット層を狙うという選択肢もある。

あと、常に市場の動向に注意しておくこと。
状況は常に変化しているからである。
昨日はその方法で勝てたかもしれないが、明日はもう通用しないかもしれない。

自由競争においては、適者生存の原理が働くからである。


今日は、自分のモチベーションとなっているものについて考えてみた。

現在、筆者は完全歩合制で働いている。

いわゆる“契約”(仕事をしなくても月○万円とかもらえる契約。但し依頼があったら断れない)は一切していないため、
仕事をしなければマジで収入0円。

仕事がない日が続いたかと思うと(生活費が稼げていない状態でそういう日が続いた時の精神の追い詰められ感は異常
逆にほぼ24時間体制の時もある(その時は野生モード)。

フリーランス1本で食うようになってから、野生の本能が目覚めた。

動物って、ご飯食べられる時に食べられるだけ食べるよね。
次いつ食べられるかわかんないから。

それといっしょで、
仕事がある時に最大限やり、
仕事がない時に備える
という感じである。

幸いにも、複数の会社様が定期的に仕事をくださっているため、
ありがたいことに生活は比較的安定している。

歩合制は、人間の本能に沿っていると思う。

なぜなら、がんばってもがんばらなくても収入が変わらないのであれば、
たいていの人間はがんばらないからである。

自分のモチベーションとなっているものは、
本能(生活費を稼ぐ)、野心(技術向上・成長欲求も含む)、欲望(お金が欲しいとか)、その他(社会貢献とか)である。

【野心】と【欲望】はどう違うのだろうか?

筆者の持論であるが、
【野心】は、他人を蹴落とす方向にさえ向かわなければ、
目標へ向かうプラスの原動力となるものであるが、
【欲望】は度が過ぎると自ら破滅する。

筆者は自分の能力が『並』であると知っているため、
それに沿った戦略を立てている。

そして、自分の能力以上の【欲望】は持たない。

自分のスペックを考慮し、周りの状況を見ながら、
行けるところまで行こうかというのが、
今の筆者の方針である。

今月初から命を削って翻訳した甲斐があり、
すでに1か月分の生活費は稼いだので、
精神的にかなり楽。

その代償に、
20代にして枯れた
という感じです。


さて、仕事が一段落したので、送って頂いた審査報告書のデータを使って、勉強します。

ちなみに、JATのHPにプロジェクト京都の写真がupされたようです。
※JAT会員のみ。但し、参加者は非会員でも期限付きで(10/16まで)見られます。

集合写真では図らずもほぼセンターになってしまったっていうwww
(茶髪で青い服のヤツです。探してね!)


う~ん、この資料はゆっくり読んでも難しい。

では、
まずは
①文章の分解
から。
(ていうか、最初から1つの文章に主語を1つにしてくれたら、この工程いらんのに・・・)
いや、お上に対してそんなこと言えないしwww

おそらく、この類の文書にはパターンがあるはずだから、
慣れたら『きっと、こう言いたいのだろうな』というのが短時間で掴めるのだと思う。

②分解した塊を、英語でわかりやすい順序に入れ替える。

基本、
最初に結論→その後に理由を列記
の順で。

③調査
FDA、PMDA、他インターネットで定型表現・適切な表現を検索。
パクれるものは最大限パクる。

④細部を詰めていく
って感じ。

セッションでは、
Tompkins氏は英語ネイティブならでの“ニュアンス”
森口先生は「日本人がナチュラルな英語を書くための調査方法、機構の定訳の参照先」
にフォーカスを当てていたな。

てか、このセッションのDVD出してくれないかな。
英語ネイティブ同士で話している内容が所々聞き取れなかったし、
セッションの途中に出ていた質問とその回答をもう一度確認したい。
多分2~3回聞かないと理解不可能www

あと、JATPHARMAの入会を検討中。
勉強会の対象がプロのメディカル翻訳者というのが大きい。
(一般的なメディカル翻訳セミナーに参加すると、受講者の層が広すぎて、『そもそも~とは』的な基本的な解説に時間を取られたりするので。)
会員限定の資料もダウンロードできるし。

あと、中間目標が必要。
メディカル翻訳者の上位層はほぼ固定だが、
中には私が生まれる前からメディカル翻訳をしている方もいらっしゃるので、
そのレベルに1~2日で到達するのは不可能なので。
自分的には三段階位に分けて、そのレベルに到達したい。

毎日が勉強です。

DHC日英メディカルコースの修了証&成績表が届きました。

DHC修了証

成績表

本当は先月中旬くらいには届く予定だったのですが、
なぜか不着が2回も発生したので、今になってようやく届きました。

というか、サイズが大きくてポストからかなりはみ出していたので、
郵便局のミスではなく、
もしかしたらポスト泥棒かもしれませんw

ちなみに成績は総合得点の89%ちょいでしたが、
95%はやっぱ厳しいと思う。
まぁ、筆者のレベルが低いだけかも知れませんがw

筆者的には仕事が欲しい(推薦して欲しい)からこの講座を受けたのではないので、そこまでこだわりません。

☆良い点☆

・訳語選択にはエビデンスがあり、主観による翻訳論がほとんどない(ように思われる)。
・特に薬理分野のレベルが類を見ないほど高い。
・コスパが非常に良い。
 この内容で通学なら、少なくとも2~3倍の値段がかかるでしょう。
中間報告でも書いたが、ネイティブがチェックしてくれる&質問できる。
 たまに森口先生ご本人からの日本語でのご回答もあり。(その内容が秀逸!)
・信頼性の高い参照資料を多数紹介してくれている。
・中には経験がない種類の文書もあったので、今後の翻訳の【テンプレ】にできた。

★悪い点★

・誤字脱字・訳抜けが多い。
 筆者が気付いただけで17か所(※DHC側に確認済)あった。
 今まで指摘する人はいなかったのだろうか?と疑問に思いました。 多分、受講人数自体が少なく、気付いたとしてもめんどくさい&指摘するのに1回クエスチョンカード(税抜:3000円)を購入しないといけない(←本当に誤字脱字・訳抜けだった場合は、その分のカードは無料で返してくれる)ので、今までわざわざ指摘する人がいなかったのだと思われます。
中間報告でも書いたが、課題の提出方法が郵送のみであること。
・文系の初学者には決しておすすめしない。
 挫折する可能性が非常に高いです。というか無理して背伸びしても内容が消化しきれないと思う。DHCの他のメディカルコースや、他社で基礎を勉強してからでもよいかも。

☆その他☆
・元の講座自体がキャンペーンで約95000円だったのに、クエスチョンカードを約4万5000円分(14枚)購入。
 ここはケチるとこじゃないと思ったんで(ここでクリアにしとかないと、以後ずっと間違えたまま翻訳人生を送ってしまう)、
 お金を払ってでも質問しました。
 そいや1回にクエスチョンカード10枚送ったこともあるな。

 決してモンスタークレーマーではございませんwww

 DHCの各ご担当者様、そして森口先生、
 ウザがる様子を見せずにご丁寧にご回答頂き、誠にありがとうございました。
 非常に感謝しております。


テキストの内容は一語一句に重みがあり、深くうなずいたり、
調査方法もその手があったか!と愕然としたり。
あいまいにしていた基準が明確になり、これからの指標となるものでした。

評価:★★★★★

昨日は京都で行われたプロジェクト京都2015に参加しました。
【レポート】とか言いながらも、セッションは1つしか参加してないですw(あとはパーティに出席しました)

というのも、プロジェクト京都の前日に大量に依頼が来て、
本当は参加できないくらいギリギリだけど(ちなみに今日も休みを取る予定でしたが、潰れました)、
どうしても出たかったので、
朝にセッションに出席→一度帰宅して仕事→再び戻ってパーティに出席という流れ。

大阪⇔京都を1日2往復するという珍プレーwww

それでも、行ってよかったと思います。

◆セッション:『日英翻訳ワークショップ:審査報告書を訳そう』◆

プレゼンターはBenjamin Tompkins氏&森口理恵氏
Tompkins氏は、以前別のJTFのイベントの懇親会で、お隣に座ったことがあります。
いわゆる“日本語ペラペラ”な方です。

マイクの前にお2人が並んでいるのを見た瞬間、
これアカンやつや
と思いました。

単体でも相当ヤバイのに、
このツーショットは危険すぐるwww


会場の半分はフリーランス翻訳者で、外国人の方は6~7人。
日英の翻訳は本来は英語ネイティブがやるのが理想かもしれないですが、
人数が少な過ぎてネイティブだけじゃとても回しきれないよねw

講義は非常に難易度が高く、しかもペースが速いので、
正直ほとんどついていけず。。

「(人物)に~の説明を求めた」
asked (人物) to justify~と訳していたのはお見事!

「臨床的意義」の訳について数人で議論になってましたが(議論しているのは数十年の経験がある方ばかり)、
そんなに深い意味があるのか!と、自分の知識不足を感じました。
(自分なら、そんなに深く考えずにさらっと訳していたところです。)

所々で出る質問のレベルが高過ぎて、全く会話についていけませんでした。
稀に自分と同じレベルの質問(「あ、私もそれ思ってた~!」みたいな)が出た時は、ホッとしました(笑)。

途中で翻訳演習(実際に翻訳してみる)がありましたが、
筆者的には見た瞬間あきらめるレベル。

医薬的な難易度が高いということもありますが、
文章にほとんど切れ目がなく、複数の内容が詰め込まれている(同じ文章内に主語が複数ある状態)ので、
非常にわかりにくい。

他の方は文章の分解を試みていましたが、筆者は最初から完全に投げましたwww

もう、今回のことで自分の能力不足を思い知りました。
上の方々って凄いなぁ。

メディカル翻訳者は専業か副業かである程度分かれますが、
専業になったらなったで、その枠同士での争いになるので、
正直ツライです。

セッションで使用したスライドは、申請すれば送って頂けるらしいので、
それを見て勉強します。

◆パーティ◆

存外外国人率が高かった(30%くらい)。
ま、ほとんどの方が日本語喋れますがw

英語と日本語でお喋りするの楽しいナ~(゚∀゚ ) ♪

法人化した個人翻訳者の方も何人かいらっしゃったので、非常に勉強になりました。
(法人化っていいことなばかりじゃないみたいね~。)

今回のイベントとこの前の東京でのJTFイベントで、
メディカル翻訳業界の中核的人物に何人かアクセスできたので、
業界の形がハッキリと見えるようになりました。

その方々とうまくお付き合いしていくことも、
この業界で生き残っていくために大事かもしれません。

お話しさせて頂きました皆様、誠にありがとうございました。
近いうちにまたお会いしましょう☆


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