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久しぶりの森博嗣。

ちなみに英題は"Lady Scarlet Eyes and Her Deliquescence"。

森氏の作品には、タイトルとか見出しに所々英語の副題が付けられているのだが、
そのセンスが抜群!(゚∀゚)
これはご本人が考えられているのでしょうか?
だとしたら翻訳者も形無しって感じw

相変わらずの森イズム。

物語は、話し手である医師の篠柴、小説家の鮭川、
そして赤い目をした美女、通称"赤目姫"が、
ある屋敷に向かうところから始まる。

中盤は次々と出て来る登場人物の意識の中に入るため、話し手の視点がころころと変わる。
入れ子(ネスト)ってやつですね。
そして途中で付いていけなくなるっていうw
まるで悪夢の中に迷い込んだみたい・・・安部公房の『箱男』のような。
私の頭が悪いせいか、最初から論理が破綻するように設定されているのかはわかりませんがw

終盤は正直よくわからなかった。
抽象的過ぎるし、ストーリーラインも読めない。
というか、私にはストーリーラインはないように思える。(哲学的とも言える)
結論もよくわからない。

人とアンドロイド(物語中では"人形")の違いは何だろう。
もし外見や構成要素が人間そっくりのロボットが、"自分は人間だ"という認識を持ったら?
これから人工知能が発達していったら、その見分けが付かなくなるかもしれないと思いました。

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