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昨日は再びナレッジキャピタル超学校のiPS細胞セミナーに行ってきました。
※記載内容には一切責任を持てません。詳細は、京都大学iPS細胞研究所(CiRA)まで直接お問い合わせください。

前半はiPS細胞研究所(CiRA)国際広報室の和田濱裕之氏が、iPS細胞のこれまでの経緯について説明してくださいました。
(内容は前回の『iPS細胞が医療技術になるまでの道のり』と大体同じでしたので、割愛させていただきます。)

後半は中内彩香氏が、日本以外の国におけるiPS細胞の研究状況について話してくださいました。
中内氏は私より1つ年下ながら、東大院卒博士号をお持ち。
しかもめっちゃカワイイ!( *ᵅั ω ᵅั*)

さて、現在、iPS細胞の研究は日本が一番進んでおり、
海外ではハーバード大学、スタンフォード大学、ケンブリッジ大学、シンガポールなどで研究が進められています。

●ハーバード大学●
iPS細胞からβ細胞(インスリンを作る膵臓の細胞)を作り、高血糖を改善する研究が進められています。
きっかけは、研究者の息子さんが生後6ヶ月でI型糖尿病(自分の細胞を攻撃してしまい、インスリンが作れなくなる)と診断されたことだそうです。自己と誤認しやすいβ細胞を作れば、拒絶反応が起きないようになるそうです。

●スタンフォード大学●
“ブタの体で、ヒトの膵臓を作ればいい!”という発想です。
方法論としては、

ブタの受精卵に細工して、膵臓ができないようにする→ヒトiPS細胞をブタの受精卵に移植する→ブタの体内でヒトの膵臓ができる→その後、その膵臓をヒトに移植する
という流れだそうです。

ただし、倫理的な問題もあります。

●シンガポール●
ほんのわずかな血液(10マイクロリットル、目薬1滴の約5分の1)からiPS細胞を作る方法が開発されたそうです。

ちなみに補足情報ですが、
グラッドストーン研究所では、
研究だけではなく研究支援体制(知財・慈善広報・購買・科学コミュニケーション部などがある)も整っているそうです。
研究には、研究者だけでなく、
事業として成立し、研究が続けられる仕組み
が必要ですよね。

各国の全体的な動向:
〇アメリカ〇
・病気のしくみを調べる
数年後には多くの臨床研究が開始される
・患者財団から寄付がある
・難病にも取り組んでいる

〇イギリス〇
・iPS細胞には慎重
・iPS細胞よりもES細胞の研究の方が進んでいる

〇シンガポール〇
・研究者が少ない
基礎研究段階
・科学は経済発展の手段

中内氏のご説明はめっちゃわかりやすかったです!ありがとうございました。

CiRA様、間違っている部分がございましたらご指摘ください。

また、翻訳のご依頼もお待ちしております☆☆

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