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今回の号は、(筆者が行けなかった)昨年の翻訳祭についてまとめてくださっています。
助かります~~ありがとうございます!
報告者(記事をまとめてくださってる人)の何人かは知ってる方です。

色々なセッションがあったようですが、今回は『実況、翻訳会社のトライアル採点』と『翻訳者に聞きたいこと、翻訳会社に言いたいこと―疑問をぶつけあって日頃のモヤモヤを解消しよう―』についてのみ、感想を述べます。

●実況、翻訳会社のトライアル採点●

トライアル合格基準は会社によって様々なので、
逆にアカンこと(これをやったら落ちる)について言及しようと思う。

“不合格の理由として各社ともあげていたのは、誤訳や原文の理解不足などから、全体的に読みにくく、読者に伝わらない訳文になっているという点だった。また、訳例Cについては、日本語として読みやすくする工夫はされているが、大きな誤訳があり・・・”

これはたいていの翻訳会社でアカンということですね。

トライアル合格率については、これも各社でまちまちのようです。
自分なら、公募せず紹介のみ採用にして、
その代わりトライアルはなしにするかな。

また、その後の記事を読むと、
合格してからも継続的に仕事をいただくには、日々努力して
“スターメンバー”であり続ける必要があるようですね。

●翻訳者に聞きたいこと、翻訳会社に言いたいこと―疑問をぶつけあって日頃のモヤモヤを解消しよう―●

「上書き翻訳とレイアウト調整」について。
筆者はこれまで追加料金なしで自分でできる限りの上書き翻訳とレイアウト調整をやってきましたが、
中には翻訳そのものよりレイアウト調整に時間がかかったことがあり、疑問に思っていました。

今後はあまりにも時間がかかるようなら別途料金をいただこうかな。

あと、参考資料あるあるwww
資料の量が膨大過ぎて、
翻訳そのものよりも、参考資料読むのに時間がかかっちゃったり。
(しかも、内容見たらほとんど関係ない)
ヘタな資料もらうと余計な混乱が増える(時間も取られるし)ので、
翻訳会社はお客様からもらった資料をそのまま流すのではなく、1回確認して欲しいです。

レート交渉も、
単に「上げろ」と言うだけじゃなくて、
交渉の仕方が大切かな。

(論文など)同上

論文の和訳案件を久しぶりにやっております(英訳はよくあるけど)。

ターゲット言語が日本語なので、翻訳者の日本語能力がモロに出るんだよね。
お客様もパッと読んでわかるし(その分野に慣れてなかったらすぐバレる)。

来月の森口先生のセミナーの事前課題でも、
最後の文で「In addition, intermittent shedding could partially explain why recent outbreaks have been of a longer duration, some lasting up to 12 months.」とあったり、
意味はわかるけど日本語にしにくい(文章の構造が日本語と全く違ったり、日本語にない言い回し)部分で、
翻訳者の力量の差が出る
んだよね。

おなじみの千里ライフサイエンス振興財団のセミナーに行って参りました。

会場には100名くらいいました。

講師はATR脳情報通信総合研究所所長の川人光男氏。

自分にとって一番重要だったことは、
人工知能とヒトの知性は違う
というご説明です。

現在、機械学習+ビッグデータ+高速演算で人工知能の研究が進められていますが、
機械学習の最大の困難はoverfitであり、
小数個のデータから学習するヒトの能力をどのように次世代人工知能で実現できるかが課題だそうです。

人工知能の研究について、日本は周回遅れであり、
Google、IBM、Facebook等が進んでいるそうです、

ヒトの脳は、安静時でも95%のエネルギーを消費しており、
安静時機能的結合(休んでる時の脳の回路)を調べることで、
ヒトの個性(年齢・病気・知性・個人認証・・・)を知ることができるそうです。

やり方としては、脳の回路を1万の機能的結合で定量するそうです。
機能的結合は、脳を140の小領域に分け、2つの領域の脳信号の相関で決めるそうです。

川人氏は、知覚学習も研究されており、
オペラント条件付けによってサルにジュースの好みを変えさせる実験や、
ヒトについても好ましい行動をすると報酬が増える(ただし、どのような行動をすると報酬が増えるかは教えない)実験を行っているそうです。

また、川人氏の脳情報の可視化と制御についての研究は、
精神疾患(現在は症候だけに基づいて治療が行われており、脳科学的エビデンスがない)について、
応用が期待されているそうです。


個人的な感想になりますが、
川人氏の研究は視覚重視で、言語についての研究ではなく、
また、医療方面でもがんの画像診断とかではなく精神疾患への応用についてだったので、
勉強にはなりましたが、筆者的には聞きたかった話とちょっと違う感じでした。
筆者的にはAIの現状を知ることで、今後AIが翻訳にどう影響しそうかを予想したかったのですが・・・
ま、一言で『人工知能』と言っても、色々ありますもんねw


懇親会は30名くらい。

無料にもかかわらず、
食べ物はサンドイッチ、チャーハン、たこやき、からあげ・・・
フルーツにケーキまでありました!
飲み物はペットボトルのお茶や、缶ビールもありました。
無料なのにスバラシイ!(゚∀゚)

製薬会社社員、大学教授、翻訳会社のエラい人などがいました。

ビジネスの話をしながらも、ガッツリタダ食いして帰りましたw

昨日はインターコンチネンタルホテル大阪のNOKAで医薬翻訳者の新年会が行われました。

めっちゃ寒い日!

主催者の方が個室を取ってくださりました。

大物が多過ぎてヤバかった。。
でも、皆さま気さくな方ばかりで、緊張することなく、楽しかったです☆

テーブルセット。
テーブルセット。

表札。
NOKA。

食事はビュッフェスタイル。
ビュッフェ。

ワインの群れ。
ワインの群れ。
飲み放題付の特別なコースを組んでもらったせいか、
ワインをわざわざ取りに行ったのに、「ここのワインは飲み放題に含まれておりません。」と言われてしまいました^^;

新年会の服装。
腹周りのトド感がすごい。
服装。


皆さま、ありがとうございました。
今後ともお力添えの程よろしくお願いいたします。

お客様から他のお客様をご紹介いただきました。
心より感謝申し上げます。

しかし、他のお客様からいただいたメールにはトライアルが必要と書かれてありました。

まぁ、公平を期するために、例え紹介であっても全員にトライアルを受けさせる決まりなのかもしれないですし、
こちらの希望レートも通りましたので、
自分としてはトライアルをすること自体に異存はないのですが、
一瞬紹介なのにトライアルがいるの?と疑問に思いました。

同業者の方、どうなのでしょうか?

また、例の世界的医療機器メーカー様のお仕事もいよいよ動き始めそうですので、
これから仕事の流れが活発になりそうです。

フリーランス翻訳者は、翻訳した内容にどこまで責任を持つべきだろうか。

最近、クライアント様から、
「書いてることがではないですか?」
と言われ、
一瞬ヒヤッとしました。
(調べたら逆ではなかったので、ホッとしました)

翻訳者にとっては、翻訳は納品したらゴールだが、
クライアントにとってはそれがスタートである。

しかも、翻訳の場合、
直接被害の他に二次被害、三次被害(例:翻訳された情報Aを元にBという行動を起こし、Bという行動の結果Cという行動をし・・・と被害がどんどん広がっていく)もあり得る。

例えば、医療分野であれば最悪の場合人が死亡したり、
契約書の誤訳によって数百億円の損害が生じたなど。

翻訳会社を経由している場合は、最終的には翻訳会社の責任となる(そのためにピンハネ料取ってるので)が、
直クラの場合は契約書に書かれている場合もある(例:直接損害の実額のみ、とか、最高〇〇〇円まで、とか)が、
本当にコワいのは、
契約書がないのに大事故が起こって後からモメた場合だと思う。
(幸い、筆者は今のところはないが)

しかも仕事の性質上、責任の所在が非常に曖昧っていう。。
(原文がわかりにくく、翻訳者の過失であると言い切れない場合もあるため)

今後は、最初の業務請負契約書の締結時点で、免責事項として
「補償金額は翻訳料金を最大とする」
と書こうかな。

みなさま、こんにちは。ローズ三浦です。
もう年明けの営業を開始された方も多いのではないでしょうか。

筆者は、年明けのお仕事をポツポツやりながら、
年賀状のお返事を書いたり、来月のJTF関西セミナーの事前課題をやっており、
お正月モードから徐々に通常モードに移行しております。

今年は筆者は厄年のようで、
地元では風習として厄払い兼同窓会(同級生みんなで神社に行き、一斉に厄払いをしてもらう)があったようです(私は出ませんでしたが)。

同級生の友人から、
「ローズ三浦って、本名の改名?」と聞かれました。

どうやら、事情を知らない友人にガイジンとケッコンしたと思われた模様w

その友人には、後から「翻訳者としての芸名みたいなもんだよ」と説明しときました。

大丈夫、
まだバッチリ独身ですから☆(´^ω^`)

みなさま、あけましておめでとうございます。
ローズ三浦です。

旧年中は大変お世話になりました。
今年もご指導、ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。

さて、筆者は現在実家にて、事業計画を練っております(ただの妄想?)。
去年は人脈が一気に広がった年でしたが、
今年はその人脈を基盤としてさらなる事業展開を行う予定です。

新年会行く人は、商談するかもしれないのでよろしくね☆^-^


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