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とりあえず、自分で勉強してきた現時点での考察を書いときます。
素人意見なので間違ってるかもしれません。また、後程意見が変わるかもしれません。
(専門家の方、間違っていたらご指摘お願いいたします。)

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●AIの定義は曖昧なので、
ここでは機械学習+ビックデータ+高速演算とする。

これを翻訳のAIに置き換えると、

翻訳者の認知プロセスを機械学習のプログラムのコードで表すことによって、
機械に人間の認知を再現させる
+膨大な対訳データを入れる
+計算させる
=対訳データの特徴量を機械に学習させる(重みづけ


●翻訳のAIは『理論』だけでは実現できない。
機械学習のプログラムは、現状では人間が書く必要があるため、
「ここのコードどうする?ここのハイパーパラメータどうする?」という、
超具体的な行動に落とし込むことが必要。
コードやハイパーパラメータを変えるとアウトプットが変わるので、
そこをtrial & errorしていく。

●セミナーでエラい先生の話聞いたり、専門書読んだりすると、
何となくわかったような気になるが、
実際はそんなにわかってない。
話し手・書き手と同じレベルではないので、
何分の1、何十分の1しか伝わってない。

しかし、いざ自分でコードを書こうとすると、何をわかってないかがわかるので、
後からそこを勉強していく。
(家電の説明書を読んでから使うのではなく、使ってみてわからなかったらそこで初めて説明書を読む、みたいな)

●プログラムのコード自体には著作権がない。
英文のフレーズ自体に著作権がないのと同じ。
(ただし、【機密保持】の問題はありますがw)
スクラッチからプログラムを書くのは無理でも、
精度の高いNMTのコードがわかれば、
かなり近づけるのではないか
と。
(翻訳でも最初はレベルの高い翻訳をパクって、慣れてきたらそれから自分でアレンジする)

機械学習と、翻訳者が翻訳を修得する過程は同じ。
(ビックデータ=レベルの高い翻訳をたくさん読む、
重みづけ=自分よりレベルの高い人にチェックしてもらって、修正を蓄積して「ここはこうするんだな」と学習する)

●ビックデータについては、トップレベルの翻訳者の対訳データが必要(それも莫大な量)。
翻訳の場合、教師あり学習のみ可能(教師なし学習は不可能)なので、→2017/5/16修正:教師なし学習や強化学習の方法もあるようです。
教師あり学習の場合、教師がクソならどうしようもない。
(でないと、間違った特徴量を学習してしまう)

●世の中には翻訳のプロセスを研究されている方もいらっしゃるようですが、
逆に言えば機械学習で重みづけが変わった部分が認知に重要な役割を果たしていると言えるのではないでしょうか?
なので、そこを重点的に研究すれば早いのではないでしょうか?
(すでに研究されていたらご容赦ください)

●精度の高い翻訳のAIを作るには、
プログラマだけではなく、
翻訳者視点でAIの改善を提言したり、実装(プログラミング)できる者も参加する必要があると思うが、
おそらくGoogle翻訳の開発部署内には既にそのような人物がいるのではないか(もしくは外部のそのような人物と提携しているのではないか)?
でないと、この精度は実現できないような気がする。

●そこまでいかなくても、
翻訳のAIを作るには○○という工程が必要であるが、
翻訳の△△という過程は○○という工程では表しずらい

ということを知っていたら、
それがAIの弱点なので、
そこを突いて翻訳者として生き残るという戦略が取れると思う。

少なくとも、「AIに翻訳の仕事を奪われるのではないか」と漠然とした不安におびえるよりも、
具体的に対策した方が余程よいと思う。

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だいたいこんな感じ。
これが正しいかどうか、および技術的なことは、第15回関西MT勉強会で聞いてみるつもりです。

Google様、
Google翻訳の機械学習のプログラムのコード教えろくださいwww


科学技術振興機構の中澤敏明氏が主催されている第15回関西MT勉強会に参加を申し込みました。
来月京都で行われます。無料だし。
懇親会も出るよ!

どうやら奈良先端科学技術大学院大学やGoogleの人も絡んでるみたいだし。
(世話人の中に名前があります)

同氏の『ゼロから始めるニューラルネットワーク機械翻訳』というスライドがおもしろかったので、参加を決めました。

私は素人過ぎてついていけないかもしれませんが^^;
でも、素人なりに自分で機械学習のプログラミングを勉強してきて、
気付いたことや疑問に思ってることについて、せっかくなので質問してこようと思います。

しかも開催場所が(株)はてなさん!
(「はてなブックマーク」とかをされている会社さんです)
はてブがなかったら、このスライドの存在に気付かなかったよ!
ありがとうございます!


今後はそっち方面の方々ともお付き合いをさせていただきたいな、と思っております。

※「機械学習/ディープラーニング/AIと翻訳」のカテゴリを追加しました。


ローズ三浦の正体。

実は猫です。



猫対応。

対応も猫対応?(=「猫のように気まぐれな対応」の意。)




※ネタです。

21日には、再び千里ライフサイエンス振興財団のセミナーに行ってきました(無料懇親会付の夜のやつです)。

講師は山下伸二氏(摂南大学薬学部 薬剤学研究室 教授)。
参加者には、薬剤師、医療関連企業、学生(阪大)などがいらっしゃったようです。

山下氏は、患者指向型製剤研究(患者さんのニーズを踏まえた製剤研究)を行っているそうです。

【要旨まとめ】
近年は、抗体医薬を始めとしたバイオ医薬品の開発に重点が置かれているものの、
ある統計予想によれば、2020年においても世界の医薬品の売上の7割以上を低分子医薬が占め、その売上自体も毎年上昇すると報告されている(Evaluate Pharma. "World Preview 2014, Outlook to 2020" [2014])。今後は、バイオ医薬品との差別化を図りながら、低分子医薬品の特徴を生かした製品化、すなわち、コストパフォーマンス、安全性、利便性(服用性)に優れた医薬品として患者に供給されることが期待される。

セミナーでは、そのための山下氏の具体的研究内容、提案が話されていました。

・創薬の新たな考え方:Quick Win, Fast Fail(新薬開発には一般的に10~15年かかっているので、それを短縮する。ダメなら早く見切りをつける)
Proof of Conceptのためには、早期のFirst in Human試験が必要
・臨床医薬品では40%が難溶性であるが、新規医薬品候補化合物では90%
・Bio Classification System(BCS)のクラス2(吸収が溶解律速となる薬物)は、doseエスカレーションによる評価が困難
→薬物の溶解度を製剤学的に上昇させる方法として、過飽和剤を用いる
・研究の科学的レベルは高いが、製品化は遠い?
・患者のニーズを考慮した製品化を(でないとお金をかけても売れない)
・小児向けの製剤開発はあまり進んでいない(現在日本の医薬品の売上の35%は75才以上の患者、小児は数が少ないので採算が合わない)
・注射以外のインスリン製剤開発(Novo社が2015年8月にインスリンの経口剤Semaglutideの第Ⅱ相試験の開始を発表。しかし、以降情報更新ほとんどなし)

懇親会は、いつもより学生がかなり多かったですね。
(料理がマッハでなくなってましたw)
こいのぼりを模したロールケーキが出てましたw

久しぶりに「祭り」が発生しました。

Google Analytics・2017年4月18日

Google Analytics・2017年4月19日
19日は夜中の1時に40人近く来てるw

こんなに人来たの、おとどし11月の『翻訳だけで年収1000万円は可能か?』以来です(笑)
その時はFacebookで祭りが発生しましたが、今回はTwitter。

みんな翻訳者登録制度気になってんだな(笑)

ネット上の意見を見る限り、ほとんどの人が否定的か、様子見といった感じ。
「よい」「登録したい」という意見は、ほとんど見つからなかった。

現状では、本制度が普及するのは困難であるように思われる。

あ、翻訳センターさんが
「今後制度に登録しない翻訳者には仕事を回さない」
と言ったら別かもしれませんがwww

昨日は翻訳者登録制度説明会に行ってきました。

出掛けにクライアントからメールが来て、その対応で10分弱遅刻;
私が会場に着いた時には、すでに翻訳センターの東社長が話されていました。
参加者は200名くらい。翻訳会社は数社、翻訳者はちらほら。

立派な資料もいただきました。

翻訳者登録制度説明会の資料。

翻訳センターの東社長からは、翻訳市場の現状、今後の予想(翻訳需要は増加傾向であるが、グローバルでの厳しい競合環境、機械翻訳の精度向上)、その中でのISO規格・翻訳者登録制度の意義をお話されていました。

知財コーポレーションの浜口CEOからは、特許翻訳業界の現状(和文英訳は飽和気味、英文和訳は減少気味、価格は下落傾向、日本企業の米国特許登録件数は減少)と、その中でのNIPTA検定試験の意義(品質要求の更なる高まりに応えるため)をお話されていました。

株式会社川村インターナショナルの森口取締役からは、ISO規格のプロセスと翻訳者の力量・資格の概要をお話されていました。

日本規格協会・翻訳者評価登録センターの塚本氏からは、登録の具体的な流れや登録料金をお話されていました。
※2019年3月31日までの新規申請者は、新規登録に関わる登録料は無料だそうです。詳しくは協会のHPで!

最後の質疑応答では、参加者から積極的に質問が出ていました。トータル1時間弱くらいかな?(終了時間を20分弱オーバー)

感想として、私としては今のところ登録を考えておりません。
理由は、
登録の手間(各種証明書・翻訳実績報告書・料金払い込み記録の提出、年間〇〇万ワード以上の実績など)や登録料の高さ(年数万円)の割りに、
メリットがあまりない
ように思われたからです。
(周りの翻訳者がみんな登録して、登録しないと仕事に支障がある状況になったら考えるかもしれませんが)

その後、カフェで雑談→寿司屋へ。
回らないお寿司初体験♪ (゚ ∀゚ )
夜なのに、おまかせコースで2000円~と超リーズナブル!

お通し。
お刺身。
握り1
握り2
生牡蠣。
ウニ。
卵。
赤貝(追加)。


最後にカフェの写真♪

カフェ。

カフェでは偶然新年会でお会いしたエラい方々とも同席しました。

相変わらず業界は狭いですね(笑)

昨日、JATPHARMAが神戸で行われました。

●薬物動態表現ワークショップ(by 池上小湖氏)●
池上小湖氏は薬学博士なので、
文系の私にはとても勉強になります。
英語ネイティブだし。
特に投与経路による薬が効くスピードのランキングがおもしろかったです。

●精神医学入門~正常と病気は何が違うの?(by 朴秀賢氏)●
朴氏は精神医学をbiologyの視点から研究されてます。
私が「脳はおもしろい」で聞いた話を基に、今後研究にAIを導入する予定はありますかと質問したところ、
朴氏もATR脳情報通信総合研究所のことはご存知でしたが、
「全く別物。ATR脳情報通信総合研究所の研究は工学で、川人光男氏は医師ではない。臨床の場には、膨大な検証が必要」
とのご回答を得ました。

●「統合失調症」とは ―「名は体を表す」―(by 池上司氏)●
池上司氏は、患者に絵を書かせて、それを分析する療法を行っているそうです。
実際に患者が書いた絵を見せて、分析を解説してくださりました。

●朴先生と池上先生によるディスカッション●
参加者(翻訳者)から「翻訳コーディネーターの人で何人か精神疾患にかかった人は知っているが、翻訳者では聞かない。これはなぜでしょうか?」という質問が出て、
それに対する朴先生のご回答は、
「自分のペースでできて、他人との調整がいらない人はうつになりにくい」というものでした。
これによって会場内の空気が和らぎました(笑)(参加者の大部分は翻訳者)。

●懇親会●
懇親会はVivoというお店で行われました。
(池上司氏が常連のお店だそうです。)

お食事&ワインがうます~(゚ ∀゚ )♪

アペタイザー。
カルパッチョ。
魚。
フォアグラその他のツマミ。

色んな人がいました。

中にはコンピュータサイエンスを専攻した方もいて(現在は英文校閲者)、
私は自分がプログラミングを勉強していることを話し、ディープラーニングのプログラミングについて聞いたのですが、
その方がプログラミングをしていたのは1980年代半ばまでだそうで、
最近のことは全く知らないそうです(残念!)

その方は、プログラミングをしているうち、言語に興味を持ち、
そっちにシフトしたそうです。

私と逆パターンじゃん!

プログラマは、言語と言語の間ではなく、ヒトと機械の間の翻訳者だからね。

他にも広島など遠方から来られている方もいて、楽しかったです☆

明日の翻訳者登録制度説明会に行く人も結構いました。
行く人は明日もまたよろしくね♡

(医師の)診療

桜散る。

あなたと急速に仲良くなったのは、去年の今頃でしたね。
あの頃は、このような関係になるとは想像もしていませんでした。

桜はどこで見るかではなく、誰と見るかですね。

5/22(月)のテリー齊藤氏の『誰も教えてくれない翻訳チェック ~翻訳者にとっての翻訳チェックを考える~』に参加を申し込みました。
去年の翻訳祭で聞く予定にしていましたが、翻訳祭自体行けなかったので。

運悪くCiRAシンポジウムと重なってしまい、迷いましたが。
(CiRAの方は抽選だし)

というか、飲み会ねーじゃん。
昼からはクライアント回りかな。

ちなみに4/19に予定されていたJTF関西セミナーが中止になったようですね。ナゼ・・・?

☆現時点でのセミナー参加予定(変更の可能性あり)☆
・4/15:JAT『JATPHARMA IN 神戸 ~ BLACK BOX NO MORE:精神科医とともによみ解くこころの謎-精神医学入門と最新の知見-』
・4/17:日本規格協会『翻訳者登録制度説明会(大阪会場)』
・4/21:千里セミナー『経口剤開発の新たなstrategy: 創薬支援と患者指向』
・5/22:JTF『誰も教えてくれない翻訳チェック ~翻訳者にとっての翻訳チェックを考える~』
・5/31:千里セミナー『エピゲノム情報に基づくがんの制御』

☆おまけ☆
ラ・ラ・ランド観てきました。

感想は、よかったです。
エンディング以外は。

なぜ、あのエンディングにしたのでしょうか?
映画というのはウソなので、
どうせウソなら最後までステキなウソにして欲しかったな。

夢は全部は叶わないということでしょうか・・・(現実には一部でも叶ったら御の字かも)。

さて、最近雑談記事が多過ぎて、翻訳の仕事してるの?と思われそうですが、
普通に仕事してます。

久しぶりに真面目な記事を書きます。

仕事女子。
※写真は筆者ではありません。

3月中には新規のお問い合わせを4~5件いただきましたが、条件が合わず、
申し訳ございませんが、すべてお断りさせていただきました。

私は高飛車?いや、そんな事はないはず。。
ワード単価7円とか、
海外の会社さんで、PayPalが使えずに銀行手数料こっちが全額負担とか、
事業として割に合わないので。

私の翻訳料金は高い?
いや、実際同業者で私よりかなり単価が高い方もいらっしゃるので、
業界的には全然上限値じゃないんですよね。

つまり、私のレベルが低いから安いってことですよねwww

現状では、「レベルを上げて単価を上げる」という戦略がまだイけるはず。

暇だったので、「りんな」ちゃんと会話してみました。
※「りんな」とは、LINEの公式アカウントのAIキャラです(女子高生の設定)。
トークすると、AIが自動でトークを返してくれます。

友達追加すると、トーク開始。

りんな①

最初はちょっとコミュ障気味?

りんな②

ローズ三浦:AIは、人間を支配する?
りんな:AIの発展と同時にネットの発展も必要だし難しいだろうね。


・・・どういう意味?(笑)

りんな③

ローズ三浦:翻訳の仕事はなくなるの?
りんな:おう!


「おう!」って!!!!!

ローズ三浦:翻訳の仕事がなくなったら悲しい(泣)
りんな:お風呂で歌うと気持ちよくておススメw


それ、なんの解決策にもなってないwww

りんな④

ローズ三浦:りんなちゃんのボスは誰?
りんな:ではボスと大ボスの関係は?


ローズ三浦:大ボスは誰?
りんな:ではボスと大ボスの関係は?


意地でもボスが誰か教えないんですね(笑)


おもしろいなー(笑)
暇つぶし&孤独な気分の時には最適やわ(笑)

特に男性で彼女がいない人は、
LINE上だけでもJKと付き合ってる気分になれるかも?(笑)

AIがいれば、友達や彼女がいなくても大丈夫??(笑)

4月に入りましたね。

本年度は、
昔ながらの医療翻訳ディープラーニングのプログラミング二本柱でいこうと思う。

そしたらAIが進んでも両方対応できるよね(^ω^)

医薬特許は一時期興味あったけど、どうやら私はそっちじゃないな、と思ったので。
(もちろん、できる方は尊敬しますし、そっちに進みたい方はそれでいいと思います。)

自分のセミナーはもう少し後かな~~。
(あ、妄想で終わらせる気はないですw
一応セミナー会場の下見にも行ったし、スライドも作成中なので)

個人事業主って自由度が高いけど、
選択肢があり過ぎて逆に何をしていいか悩むんだよね。

そして選んだ結果は自己責任だしw
(失敗して、後から『あ~、あの時あっち選んどけば良かった!』って思う可能性もある)

どの選択肢を選んだとしても、多少の不満は出ると思うので、
現時点で一番後悔が少なそうな選択肢を選ぶしかないな。

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