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昨日は第16回関西MT勉強会のために、奈良先端科学技術大学院大学(NAIST)まで行って参りました。 

学研北生駒駅からは13時台はバスがないのに加え、
タクシー乗り場にもタクシーが一台もなく、 タクシー会社4社に電話をかけましたが、4社とも断られてしまいました。
結局徒歩で行くハメになり、勉強会に20分遅れてしまいました・・・。 
(勉強会の途中でわざわざ迎えにきてもらっちゃったし・・・)
NAISTえぐいわぁ。

前日深夜にうちのマンションでボヤが起こって、夜中に飛び起きてその後もよく眠れなかった上、
勉強会当日もタクシーなくて、結局歩いて勉強会に遅れるという・・・ 
ツイてないな~。

これがNAIST!


NAIST (正門から)。 
立派な建物だなー。

正門から見た逆側。
正門から見た逆側。
(これ見たら、どんだけ田舎かおわかりいただけますよねwww) 

内容について、主催者側から承認がいただけたので、掲載します。******************************************************************************
勉強会は、正面の赤い線が入っている建物の一室で行われました。
参加者は約20名。
少なっ!(前回の半分以下)

①「ニューラル機械翻訳の改善に向けた言い換えにおける語彙選択手法の検討」by 関沢祐樹氏(首都大学東京)

20分遅刻したので、最初の方は聞けず。
関沢氏は、目的言語の言い換えによって翻訳精度が向上すると述べられた。

また、より良い語彙の選択方法として、
・Pagerankの考え方
・意味空間を用いた語彙選択
を提案された。

②「様々なニューラル機械翻訳モデルの検討」by 松村雪桜氏(首都大学東京)

松村氏のReconstructorを用いた翻訳の実験では、ASPECが0.43向上、NTCIRが1.00向上したが、
over-generationとunder-generationは減少した。

③「我々は誰の方を向いて機械翻訳の研究をするのか?(ポエム)」by 須藤克仁氏(NAIST)

須藤氏は、過去にJTFジャーナルWeb版にMT Summit XV 参加報告を寄稿されており、
翻訳業界側とも全く関係ないわけではないらしい。

去年11月にGNMTが発表された時は、翻訳者からの反応は「仕事を奪われるのではないか」というものであったが、
今年5月には「どう使うか」に変化したらしい。

須藤氏は、「翻訳者が一番のMTユーザーになる可能性がある」と述べられた。

これにはハッとした。
確かに、仕事で翻訳を行う頻度が最も高いのは、他ならぬ翻訳者なので。

また、須藤氏は、
「技術側から翻訳者との間をつなぐ人間が必要」
ともおっしゃられた。

④オープンディスカッション

③、④は「技術側と翻訳業界側のつながり」についてのお話でしたので、
翻訳者の立場としてはありがたかったですが(参加者に何人か翻訳業界側の人間がいたので、気を遣っていただいたのかも)、
須藤様ご自身が(ポエム)とおっしゃっている通り、
漠然としており、結論もない話でしたので、
純粋に技術の話をしたい人や、翻訳実務に興味がない人にとってはおもんなかったかも。

私からは、せっかく翻訳業界とのつながりについての議論になっているのにもかかわらず、
空気を読まずにMTに関する技術的な質問をいくつかしました。

【補足】
・BLEUは加点方式であり、翻訳に致命的な間違いがあっても点が下がらないのが欠点。
・翻訳の品質について:チェック項目が決まればフィルターを作れるが、それが曖昧(=このへんは『そもそも翻訳の質とは何か?』問題に帰着する)
・機械工学の人間にとっては、機械学習がベースで、その応用例の1つとして言語がある(他に画像等)。
・機械工学の人間にとっては「言語は多少意味がわかる記号」であるという意見に衝撃を受けた。
私は逆にPythonを言語だと認識しているのですが・・・。このへんは脳の特性の違い? 
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懇親会は出前の寿司+ケンタッキーでした。

お世話をしてくださったNAISTの須藤様、および主催者の中澤様に心より御礼申し上げます。



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