昨日はナレッジキャピタルに「【国立大学附置研究所・センター会議(JCRIC) × ナレッジキャピタル】生物界の右左」を聴講してきました。
会場に行く途中にかわいらしいチャットロボットの宣伝が。

では、本題に入ります。
世界的には人種・性別にかかわらず、
左利きは約10%だそうです。
貝は右巻き対左巻きが20000:1。
ちなみに右巻きと左巻きの貝は交尾できないそうです(性器が別の部分に付いているため)。
蔓は右巻きの方が左巻きより圧倒的に多いらしいです。
アミノ酸のD-体(右巻き)とL-体(左巻き)は、味覚・嗅覚で識別できるそうです。
<味覚>
D-アラニン:甘味を感じる
L-アラニン:苦みを感じる
<嗅覚>
D-limonen:レモンの香り
L-limonen:オレンジの香り
その理由は、レセプターがL-アミノ酸からできているからだそうです。
このあたり、おもしろいですね♪
地球上のすべての生物のタンパク質は左巻きの構造だそうですが、
加齢に伴い、タンパク質中にD-アミノ酸が発生し、
それによってタンパク質の構造に歪みが発生し、構造が変化したり、機能が低下したりするそうです。
他にも難しい化学式とか出てきたけど、このあたりは全くわからず。。。
昼間に京都に行って疲れていましたが、行ってよかったです。
会場に行く途中にかわいらしいチャットロボットの宣伝が。

では、本題に入ります。
世界的には人種・性別にかかわらず、
左利きは約10%だそうです。
貝は右巻き対左巻きが20000:1。
ちなみに右巻きと左巻きの貝は交尾できないそうです(性器が別の部分に付いているため)。
蔓は右巻きの方が左巻きより圧倒的に多いらしいです。
アミノ酸のD-体(右巻き)とL-体(左巻き)は、味覚・嗅覚で識別できるそうです。
<味覚>
D-アラニン:甘味を感じる
L-アラニン:苦みを感じる
<嗅覚>
D-limonen:レモンの香り
L-limonen:オレンジの香り
その理由は、レセプターがL-アミノ酸からできているからだそうです。
このあたり、おもしろいですね♪
地球上のすべての生物のタンパク質は左巻きの構造だそうですが、
加齢に伴い、タンパク質中にD-アミノ酸が発生し、
それによってタンパク質の構造に歪みが発生し、構造が変化したり、機能が低下したりするそうです。
他にも難しい化学式とか出てきたけど、このあたりは全くわからず。。。
昼間に京都に行って疲れていましたが、行ってよかったです。
今、一説によれば人間を上回る精度であるとして昨年話題になった「BERT」の論文を読んでいます。
Assessing BERT’s Syntactic Abilities
<粗訳>
BERTは、 「Transformer」のアーキテクチャに基づくモデルである。
それはattention機構にのみ依存しており、語順は明示的には考慮されていない。
そのためBERTは、語順を直接設定するRNN(LSTM)と比較して、構文解析が弱いという説もある。
そこで著者は、BERTがどの程度英語の構文を捉えているかを実験した。
結論として、BERTはすべての構文テストにおいて良好な成績を出した。
詳しくは原文をお読みください。
Assessing BERT’s Syntactic Abilities
<粗訳>
BERTは、 「Transformer」のアーキテクチャに基づくモデルである。
それはattention機構にのみ依存しており、語順は明示的には考慮されていない。
そのためBERTは、語順を直接設定するRNN(LSTM)と比較して、構文解析が弱いという説もある。
そこで著者は、BERTがどの程度英語の構文を捉えているかを実験した。
結論として、BERTはすべての構文テストにおいて良好な成績を出した。
詳しくは原文をお読みください。
MT Summitの感想・総評です。
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<全体>
・JTFワークショップ以外は通訳なし(英語のみ)
・外国人の方が多い(6割位)
・軽食が取り放題
水はミニペットボトル取り放題。コーヒー・ジュース類と菓子類の他、ウィンナー、スクランブルエッグ、巻き寿司・稲荷ずし、クロワッサン、サンドイッチ、ホットドック、桜餅等が出ていた。
・各翻訳会社のMT導入動向と、翻訳会社同士の関係性を知った
・女性が少ない
平均2割位。私が行ったリサーチトラックでは1割位。一番女性が多かったGoogleのプレゼン時でも3割弱。翻訳業界とは男女比が逆。
・MT Summitでは個人翻訳者はどうでもいい存在
MT Summitは研究者 or MTの導入を検討している企業を主な対象としているため、企業ブースも個人向けのサービスがなかったり。
<セッション内容>
・世界の最先端のMT研究情報を得た
・日本語が研究対象ではないセッションもあった
・問題はMTを使っているかどうかではなく、
安価・短時間で高品質の翻訳を提供すること
(セキュリティの問題がなければ)
・15万自腹で払って行った価値があるかは、これからの開発状況次第
<名古屋大学>
・名古屋大学は施設が充実。構内にゆうちょや一部の銀行がある。食堂やカフェが何か所もある(毎日違う場所へ食事に行った)。本屋もある。
・豊田講堂前の芝生が立派。(最終日にピクニックしました♪)ホールには各席にコンセントが付いている。
これ、2017年9月の話なんで、今さら感がありますが、
引っ越しの資料整理ついでにまとめました。
MT Summitは、今年はアイルランドのダブリンで開催されます(隔年開催)。
MT Summitの感想⑤ - (2)です。
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③講演(Pangeanic社・Manuel Herranz氏)
Pangeanic社のCEOであるHerranz氏は、言語学とエンジニアリングの両方の学位を持っておられます。
ちなみに、Pangeanic社は機械翻訳のサプライヤーだそうです。
④講演(KantanMT社・Dimitar Shterionov氏)
Dimitar Shterionov氏はKantanMT社のMT研究長です(KantanMT社も機械翻訳のサプライヤー)。
⑤講演(ポストエディット東京・河野弘毅氏)
割愛。
⑥講演(SDLジャパン社・佐藤弦氏)
割愛。
詳細は、資料がこちらに公開されているのでどうぞ。
☆質疑応答☆
最後に質疑応答がありました。
私からはPangeanic社・Manuel Herranz氏とKantanMT社・Dimitar Shterionov氏に対して質問しました。
①英語←→日本語の機械翻訳を提供しているか
②機械翻訳の品質を翻訳者に評価させているか
両氏からの回答:「提供しており、English-fluent nativeに評価させています。」
私はtranslatorsに評価させているか?と質問したのですが・・・
最後に、Mike Dillinger氏は、主催者だけでなく、同時通訳者にまで謝辞を述べられました。
(この時はインターの同通が付いており、質疑応答のとっさの返答もちゃんと通訳していたので、かなりレベルが高かったです。)
Mike Dillinger氏は、ご自身が元通訳者/翻訳者であり、
通訳/翻訳を機械で行う難しさも知っておられるので、
人間の通訳者に敬意を表されたのでしょう。
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これですべての日程について報告しました。最後にまとめとして総評を書きます。