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MT Summitの感想・総評です。

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<全体>
・JTFワークショップ以外は通訳なし(英語のみ)
外国人の方が多い(6割位)
軽食が取り放題
水はミニペットボトル取り放題。コーヒー・ジュース類と菓子類の他、ウィンナー、スクランブルエッグ、巻き寿司・稲荷ずし、クロワッサン、サンドイッチ、ホットドック、桜餅等が出ていた。
・各翻訳会社のMT導入動向と、翻訳会社同士の関係性を知った
・女性が少ない
平均2割位。私が行ったリサーチトラックでは1割位。一番女性が多かったGoogleのプレゼン時でも3割弱。翻訳業界とは男女比が
・MT Summitでは個人翻訳者はどうでもいい存在
MT Summitは研究者 or MTの導入を検討している企業を主な対象としているため、企業ブース個人向けのサービスがなかったり。

<セッション内容>
・世界の最先端のMT研究情報を得た
・日本語が研究対象ではないセッションもあった
・問題はMTを使っているかどうかではなく、
安価・短時間で高品質の翻訳を提供すること
(セキュリティの問題がなければ)

15万自腹で払って行った価値があるかは、これからの開発状況次第

<名古屋大学>
・名古屋大学は施設が充実。構内にゆうちょや一部の銀行がある。食堂やカフェが何か所もある(毎日違う場所へ食事に行った)。本屋もある。
・豊田講堂前の芝生が立派。(最終日にピクニックしました♪)ホールには各席にコンセントが付いている。

<TO DO>
・翻訳者側から機械翻訳側への“技術移転”が必要
・プロセスを言語化法則・数式を見出だす
・人間翻訳者は不要にはならないが、数値化、法則化できる部分が増える

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おまけでごはんの写真。

ホテルの朝食。
朝食・1 
朝食・2
ホテルのテーブル。
ホテルのテーブル。テーブルの上の薔薇が生花!

名古屋大学構内のレストランにて。
名古屋大学構内のレストラン。


これ、2017年9月の話なんで、今さら感がありますが、
引っ越しの資料整理ついでにまとめました。

MT Summitは、今年はアイルランドのダブリンで開催されます(隔年開催)。


MT Summitの感想⑤ - (2)です。

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③講演(Pangeanic社・Manuel Herranz氏)

Pangeanic社のCEOであるHerranz氏は、言語学とエンジニアリングの両方の学位を持っておられます。
ちなみに、Pangeanic社は機械翻訳のサプライヤーそうです。

④講演KantanMT社・Dimitar Shterionov氏)

Dimitar Shterionov氏はKantanMT社のMT研究長です(KantanMT社も機械翻訳のサプライヤー)。

⑤講演(ポストエディット東河野弘毅氏)

割愛。

⑥講演(SDLジャパン社佐藤弦氏)

割愛。

詳細は、資料がこちらに公開されているのでどうぞ。

☆質疑応答☆
最後に質疑応答がありました。
私からはPangeanic社・Manuel Herranz氏とKantanMT社・Dimitar Shterionov氏に対して質問しました。
①英語←→日本語の機械翻訳を提供しているか
②機械翻訳の品質を翻訳者に評価させているか

両氏からの回答:「提供しており、English-fluent nativeに評価させています。」

私はtranslatorsに評価させているか?と質問したのですが・・・

最後に、Mike Dillinger氏は、主催者だけでなく、同時通訳者にまで謝辞を述べられました。
(この時はインターの同通が付いており、質疑応答のとっさの返答もちゃんと通訳していたので、かなりレベルが高かったです。

Mike Dillinger氏は、ご自身が元通訳者/翻訳者であり、
通訳/翻訳を機械で行う難しさも知っておられるので、
人間の通訳者に敬意を表されたのでしょう。

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これですべての日程について報告しました。最後にまとめとして総評を書きます。


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