昨日の夜、某翻訳者のYouTube Liveを視聴していたんですが、
『合成の誤謬』という言葉が出ました。

私は知らなかったのですが、経済用語らしいです。
それを聴いて思ったのですが、
『合成の誤謬』の概念とはちょっとズレる?かもしれませんが、
個人の利益の最大化と、社会全体の利益が相反することはしばしばありそうです。
例えば機械翻訳について。
個人の翻訳者としては機械翻訳は脅威だが、
社会全体としては機械翻訳はあった方がいい。
なので、
個人の翻訳者としては、以下のような行動を取れば、社会全体の利益と矛盾しないと考える:
● 機械翻訳をうまく使いこなす方向にいく
PEで処理量を増やすなど
● 機械翻訳会社に協力する
教師データ提供、評価など
● 最強の機械翻訳エンジンを作る
単独でできない場合は機械翻訳会社や外部機関と提携し、ライセンス料分配の権利を持つなど。
(これにより一気に市場のシェアを取れば、不労所得を得られる可能性もある)
ITは「スケール」するので。
(それに対して人手翻訳は、
どんなにすごい翻訳者でも1日に処理できる量に限りがあるので、
スケールしない)
『合成の誤謬』という言葉が出ました。

私は知らなかったのですが、経済用語らしいです。
それを聴いて思ったのですが、
『合成の誤謬』の概念とはちょっとズレる?かもしれませんが、
個人の利益の最大化と、社会全体の利益が相反することはしばしばありそうです。
例えば機械翻訳について。
個人の翻訳者としては機械翻訳は脅威だが、
社会全体としては機械翻訳はあった方がいい。
なので、
個人の翻訳者としては、以下のような行動を取れば、社会全体の利益と矛盾しないと考える:
● 機械翻訳をうまく使いこなす方向にいく
PEで処理量を増やすなど
● 機械翻訳会社に協力する
教師データ提供、評価など
● 最強の機械翻訳エンジンを作る
単独でできない場合は機械翻訳会社や外部機関と提携し、ライセンス料分配の権利を持つなど。
(これにより一気に市場のシェアを取れば、不労所得を得られる可能性もある)
ITは「スケール」するので。
(それに対して人手翻訳は、
どんなにすごい翻訳者でも1日に処理できる量に限りがあるので、
スケールしない)
新型コロナワクチンについての素晴らしい翻訳記事を見つけました。
https://note.com/yubais/n/n349ab986da42

以下、引用:
今回用いられた mRNA ワクチンという技術は、「免疫系に学習させる」という点では従来のワクチンと同じですが、レーザーのように精密、かつ強力な方法です。
実際にどのように働くかを見ていきましょう。このワクチンは新型コロナウイルスの一部分である、スパイクタンパク質の遺伝子が記述された RNA です。
この RNA が注入されると、私たちの細胞はその遺伝情報を律儀に読んで、免疫獲得に十分な量のスパイクを産生します。これに加えて細胞の乗っ取りに対する反応によって、私たちはスパイクを攻撃するための免疫を獲得するというわけです。
〔訳注:スパイクはウイルス本体が細胞にとりつくための針のような部位で、ウイルス本体の情報は含まれないため、これだけ体内で産生させてもコロナが発症することはない。〕
このようなわけで、ワクチンには95%もの効果が生まれているのです。
原文は、
An mRNA vaccine achieves the same thing (‘educate our immune system’) but in a laser like way. And I mean this in both senses - very narrow but also very powerful.
So here is how it works. The injection contains volatile genetic material that describes the famous SARS-CoV-2 ‘Spike’ protein. Through clever chemical means, the vaccine manages to get this genetic material into some of our cells.
These then dutifully start producing SARS-CoV-2 Spike proteins in large enough quantities that our immune system springs into action. Confronted with Spike proteins, and (importantly) tell-tale signs that cells have been taken over, our immune system develops a powerful response against multiple aspects of the Spike protein AND the production process.
And this is what gets us to the 95% efficient vaccine.
となっています。
原文全文はこちら
https://berthub.eu/articles/posts/reverse-engineering-source-code-of-the-biontech-pfizer-vaccine/
勉強になりますね!^^
https://note.com/yubais/n/n349ab986da42

以下、引用:
今回用いられた mRNA ワクチンという技術は、「免疫系に学習させる」という点では従来のワクチンと同じですが、レーザーのように精密、かつ強力な方法です。
実際にどのように働くかを見ていきましょう。このワクチンは新型コロナウイルスの一部分である、スパイクタンパク質の遺伝子が記述された RNA です。
この RNA が注入されると、私たちの細胞はその遺伝情報を律儀に読んで、免疫獲得に十分な量のスパイクを産生します。これに加えて細胞の乗っ取りに対する反応によって、私たちはスパイクを攻撃するための免疫を獲得するというわけです。
〔訳注:スパイクはウイルス本体が細胞にとりつくための針のような部位で、ウイルス本体の情報は含まれないため、これだけ体内で産生させてもコロナが発症することはない。〕
このようなわけで、ワクチンには95%もの効果が生まれているのです。
原文は、
An mRNA vaccine achieves the same thing (‘educate our immune system’) but in a laser like way. And I mean this in both senses - very narrow but also very powerful.
So here is how it works. The injection contains volatile genetic material that describes the famous SARS-CoV-2 ‘Spike’ protein. Through clever chemical means, the vaccine manages to get this genetic material into some of our cells.
These then dutifully start producing SARS-CoV-2 Spike proteins in large enough quantities that our immune system springs into action. Confronted with Spike proteins, and (importantly) tell-tale signs that cells have been taken over, our immune system develops a powerful response against multiple aspects of the Spike protein AND the production process.
And this is what gets us to the 95% efficient vaccine.
となっています。
原文全文はこちら
https://berthub.eu/articles/posts/reverse-engineering-source-code-of-the-biontech-pfizer-vaccine/
勉強になりますね!^^