トレードオフ

 23, 2015 15:55
この前のJTF翻訳セミナーで頂いた名簿をチェックしていると、
懇親会で凄いエライ人にあいさつしていなかったことに気付きました。

お願いですから、
どうか業界から干すのだけは勘弁してください。


お顔とお名前を覚えましたので、次は必ずごあいさつさせて頂きますw


さて、本日は相反する2つのものを最大限両立させる方法
(ここでは【翻訳のスピードと質】【翻訳と経営】)
について書きたいと思う。

そのために重要なのは、
①優先順位を付ける
②自分でやった方がよいもの、外注した方がよいものを分ける
③効率化

である。

①優先順位を付ける:
【翻訳のスピードと質】については、翻訳案件の種類によると思う。
クライアントが質よりスピードを重視していたり、Trados案件など量が多いものに関しては、
過去のデータベースからできる限り引いてきて、無駄な作業を防ぐ。
重要な要所要所はキッチリ抑えるが、あとはいかに作業数を減らすかに焦点を当てる。
反対に、医学論文などスピードよりも質が求められるものに関しては、調査に最大限時間をかける。

②自分でやった方がいいもの、外注した方がよいものを分ける:
【翻訳と経営】については、外注した方がよいと判断できるものは外注する。(※ただし機密保持契約がある場合は注意)
どのへんで外注にするかのラインは、とりあえず自分で1回はやってみることである。
自分でやったけど時間がかかりすぎる、またはクオリティが満たない場合は、
お金を払っても外部のリソースを利用したほうが総合的にはトクになる場合もある。

③効率化:
【翻訳のスピードと質】では、
例えば、テニスプレーヤーにとってはラケットが腕の一部であるように、
翻訳者にとってはPCが自分の体の一部であると考え、
自分が最大のパフォーマンスを発揮できる環境を作ること。
ちなみに筆者の作業環境はこんな感じです。

つか、自分に最適なように整えすぎて、
もう客先のPCでは仕事できないレベル(笑)

【翻訳と経営】では、例えば経理は全自動のクラウド会計ソフトをして、手間を最小限にするとか。(ちなみに筆者はfreeeさんにお世話になってます)

あくまで筆者の意見ですので、まだまだあると思います。
他にも「俺はこうしてるよ!」っていうのがありましたら、
コメントでご教示していただけると幸いです。

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