翻訳とは、
本来絶対に等しくできない2つのものを
いかに100%に近づけるかを競う職人芸である。
そもそも英語はアルファベット26文字、日本語はひらがな・カタカナが46文字(あと漢字もある)なのに、
なぜ、こんな芸当ができるのかというと、
文字ではなく概念が等しくなるようにするものだからである。
しかし、概念とは曖昧なものである。
まずInput(理解)の時点で解釈に差が出て、
さらにOutput(表現力)に差があるため、
二重にズレが発生する。
翻訳者同士でも意見が分かれることもしばしば。
①InputができてもOutputが弱い→翻訳者本人はわかっていても、読み手に伝えられない。また、表現力不足により読み手に稚拙な印象を与えることがある。
②Outputは強いがInputが弱い→訳語だけを読めば流暢だが、書き手の意図とは異なっている。
一見デキているように見えるだけに、②の方がタチ悪いですねw
100%に近づけるには、この2つの力を同時に増強することが必要である。
本来絶対に等しくできない2つのものを
いかに100%に近づけるかを競う職人芸である。
そもそも英語はアルファベット26文字、日本語はひらがな・カタカナが46文字(あと漢字もある)なのに、
なぜ、こんな芸当ができるのかというと、
文字ではなく概念が等しくなるようにするものだからである。
しかし、概念とは曖昧なものである。
まずInput(理解)の時点で解釈に差が出て、
さらにOutput(表現力)に差があるため、
二重にズレが発生する。
翻訳者同士でも意見が分かれることもしばしば。
①InputができてもOutputが弱い→翻訳者本人はわかっていても、読み手に伝えられない。また、表現力不足により読み手に稚拙な印象を与えることがある。
②Outputは強いがInputが弱い→訳語だけを読めば流暢だが、書き手の意図とは異なっている。
一見デキているように見えるだけに、②の方がタチ悪いですねw
100%に近づけるには、この2つの力を同時に増強することが必要である。
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