『JATPHARMA IN 神戸 ~ BLACK BOX NO MORE:精神科医とともによみ解くこころの謎-精神医学入門と最新の知見-』の感想

 16, 2017 11:10
昨日、JATPHARMAが神戸で行われました。

●薬物動態表現ワークショップ(by 池上小湖氏)●
池上小湖氏は薬学博士なので、
文系の私にはとても勉強になります。
英語ネイティブだし。
特に投与経路による薬が効くスピードのランキングがおもしろかったです。

●精神医学入門~正常と病気は何が違うの?(by 朴秀賢氏)●
朴氏は精神医学をbiologyの視点から研究されてます。
私が「脳はおもしろい」で聞いた話を基に、今後研究にAIを導入する予定はありますかと質問したところ、
朴氏もATR脳情報通信総合研究所のことはご存知でしたが、
「全く別物。ATR脳情報通信総合研究所の研究は工学で、川人光男氏は医師ではない。臨床の場には、膨大な検証が必要」
とのご回答を得ました。

●「統合失調症」とは ―「名は体を表す」―(by 池上司氏)●
池上司氏は、患者に絵を書かせて、それを分析する療法を行っているそうです。
実際に患者が書いた絵を見せて、分析を解説してくださりました。

●朴先生と池上先生によるディスカッション●
参加者(翻訳者)から「翻訳コーディネーターの人で何人か精神疾患にかかった人は知っているが、翻訳者では聞かない。これはなぜでしょうか?」という質問が出て、
それに対する朴先生のご回答は、
「自分のペースでできて、他人との調整がいらない人はうつになりにくい」というものでした。
これによって会場内の空気が和らぎました(笑)(参加者の大部分は翻訳者)。

●懇親会●
懇親会はVivoというお店で行われました。
(池上司氏が常連のお店だそうです。)

お食事&ワインがうます~(゚ ∀゚ )♪

アペタイザー。
カルパッチョ。
魚。
フォアグラその他のツマミ。

色んな人がいました。

中にはコンピュータサイエンスを専攻した方もいて(現在は英文校閲者)、
私は自分がプログラミングを勉強していることを話し、ディープラーニングのプログラミングについて聞いたのですが、
その方がプログラミングをしていたのは1980年代半ばまでだそうで、
最近のことは全く知らないそうです(残念!)

その方は、プログラミングをしているうち、言語に興味を持ち、
そっちにシフトしたそうです。

私と逆パターンじゃん!

プログラマは、言語と言語の間ではなく、ヒトと機械の間の翻訳者だからね。

他にも広島など遠方から来られている方もいて、楽しかったです☆

明日の翻訳者登録制度説明会に行く人も結構いました。
行く人は明日もまたよろしくね♡

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