久しぶりにセミナーのまとめです(2件)。
大阪は台風🌀来るせいか、涼しいです。
◇国立循環器病研究センター × ナレッジキャピタル:「脳卒中ってどんな病気」◇
「最近ではカテーテル治療を行う医師もいます」にEndovascular Neurologistという英訳が当てられており、
ニヤッとしてしまいました。←専門分野なので。
脳卒中とは、脳梗塞・脳出血・くも膜下出血等を全部ひっくるめた呼び方だそうです。
脳卒中は、要介護疾患の第1位であり、本人だけでなく家族にも多大な負担がかかる病気です。
最大の危険因子は高血圧だそうです。
◇国立循環器病研究センター市民公開講座:「緊急性の高い血管性疾患の治療」◇
ナレッジキャピタルのセミナーでご紹介があったので、急遽参加しました。
無料ですが、場所が茨木で駅からも遠かったです・・・(自分的には、500円払ってもグランフロント大阪でやってもらえる方がありがたい)。
無料にもかかわらず、発表資料や「かるしおスプーン」など、たくさんいただきました。

「かるしおスプーン」。

・急性心筋梗塞症に対するカテーテル治療
急性心筋梗塞は、冠動脈硬化が進行した結果発生し、早急にカテーテル治療による再灌流(再び血が流れるようにする)治療を行うことで予後(手術後の患者の状態)が改善するそうです。冠動脈バルーン拡張・ステントの原理や、血栓吸引・末梢塞栓捕捉デバイス、経皮的冠動脈カテーテルインターベンション(PCI)についても少し触れてました。
・緊急でも安全・安心の冠動脈バイパス手術
毎年健康診断を受けてて問題なくても、急になるらしいです。
緊急冠動脈バイパス手術を実際手術している動画で紹介してくださり、おもしろかったです。
心臓は動かしながら手術し(心臓を止めると死んでしまうので、よく考えると当たり前ですが・・・)、心臓表面の1.5mm位の血管をピンセットでべりっと剝がしていました。
これ、普通にやってるけど、ゴットハンドじゃね?
現在、国循の脳血管部門は、外科(脳神経外科)の20名だけでなく内科(脳血管治療)も40名いらっしゃるみたいですね。
(外科的治療・内科的治療の両方があるので)
・脳卒中にならないために
ナレッジキャピタルの方のセミナーと若干かぶってましたが、それ以外のことも言ってました。
脳卒中のうち、
脳梗塞・一過性脳虚血発作は、脳を栄養している血管が詰まる病気、
脳出血・くも膜下出血は、脳を栄養している血管が破れる病気、
だそうです。
・生活習慣病のパネルディスカッション
「パネルディスカッション」と書いてるので、てっきりパネリスト同士で議論するのかなーと思っていましたが、
5名の先生がそれぞれ10分ずつ喋るスタイルでした。
脳梗塞・心筋梗塞の薬として、抗血小板薬や抗凝固薬がありますが、
抗凝固薬のワーファリンを服用する場合は、納豆、クロレラ、青汁を食べるのを控えないといけないのですが、
これは、ビタミンKを含む食品を大量に食べると、ワーファリンの効果が打ち消され、血液が固まりやすくなるからだそうです。
こういうのもおもしろいですね~。
また、脳卒中の最大の要因は高血圧であるため(次に喫煙・肥満・糖尿病など)、
まずは生活習慣の見直しによる予防が大切だとおっしゃっていました
(内科的な要因が解決されないと、いくら外科的に手術しても意味がない)。
次は8/2のナレッジキャピタル「脳梗塞の治療最前線:血栓を溶かす・取り除く治療」、8/24の国循「血栓を作らない・取り除くために」に参加する予定です。
医療用語になじみのない方は、こういうセミナーや市民公開講座に参加して、日本語から覚えていくといいです(無料か非常に低額ですし)。
大阪は台風🌀来るせいか、涼しいです。
◇国立循環器病研究センター × ナレッジキャピタル:「脳卒中ってどんな病気」◇
「最近ではカテーテル治療を行う医師もいます」にEndovascular Neurologistという英訳が当てられており、
ニヤッとしてしまいました。←専門分野なので。
脳卒中とは、脳梗塞・脳出血・くも膜下出血等を全部ひっくるめた呼び方だそうです。
脳卒中は、要介護疾患の第1位であり、本人だけでなく家族にも多大な負担がかかる病気です。
最大の危険因子は高血圧だそうです。
◇国立循環器病研究センター市民公開講座:「緊急性の高い血管性疾患の治療」◇
ナレッジキャピタルのセミナーでご紹介があったので、急遽参加しました。
無料ですが、場所が茨木で駅からも遠かったです・・・(自分的には、500円払ってもグランフロント大阪でやってもらえる方がありがたい)。
無料にもかかわらず、発表資料や「かるしおスプーン」など、たくさんいただきました。

「かるしおスプーン」。

・急性心筋梗塞症に対するカテーテル治療
急性心筋梗塞は、冠動脈硬化が進行した結果発生し、早急にカテーテル治療による再灌流(再び血が流れるようにする)治療を行うことで予後(手術後の患者の状態)が改善するそうです。冠動脈バルーン拡張・ステントの原理や、血栓吸引・末梢塞栓捕捉デバイス、経皮的冠動脈カテーテルインターベンション(PCI)についても少し触れてました。
・緊急でも安全・安心の冠動脈バイパス手術
毎年健康診断を受けてて問題なくても、急になるらしいです。
緊急冠動脈バイパス手術を実際手術している動画で紹介してくださり、おもしろかったです。
心臓は動かしながら手術し(心臓を止めると死んでしまうので、よく考えると当たり前ですが・・・)、心臓表面の1.5mm位の血管をピンセットでべりっと剝がしていました。
これ、普通にやってるけど、ゴットハンドじゃね?
現在、国循の脳血管部門は、外科(脳神経外科)の20名だけでなく内科(脳血管治療)も40名いらっしゃるみたいですね。
(外科的治療・内科的治療の両方があるので)
・脳卒中にならないために
ナレッジキャピタルの方のセミナーと若干かぶってましたが、それ以外のことも言ってました。
脳卒中のうち、
脳梗塞・一過性脳虚血発作は、脳を栄養している血管が詰まる病気、
脳出血・くも膜下出血は、脳を栄養している血管が破れる病気、
だそうです。
・生活習慣病のパネルディスカッション
「パネルディスカッション」と書いてるので、てっきりパネリスト同士で議論するのかなーと思っていましたが、
5名の先生がそれぞれ10分ずつ喋るスタイルでした。
脳梗塞・心筋梗塞の薬として、抗血小板薬や抗凝固薬がありますが、
抗凝固薬のワーファリンを服用する場合は、納豆、クロレラ、青汁を食べるのを控えないといけないのですが、
これは、ビタミンKを含む食品を大量に食べると、ワーファリンの効果が打ち消され、血液が固まりやすくなるからだそうです。
こういうのもおもしろいですね~。
また、脳卒中の最大の要因は高血圧であるため(次に喫煙・肥満・糖尿病など)、
まずは生活習慣の見直しによる予防が大切だとおっしゃっていました
(内科的な要因が解決されないと、いくら外科的に手術しても意味がない)。
次は8/2のナレッジキャピタル「脳梗塞の治療最前線:血栓を溶かす・取り除く治療」、8/24の国循「血栓を作らない・取り除くために」に参加する予定です。
医療用語になじみのない方は、こういうセミナーや市民公開講座に参加して、日本語から覚えていくといいです(無料か非常に低額ですし)。
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