翻訳会社としての戦い方。

 30, 2018 07:33
「立場が変われば、考えが変わる」というのは本当である。

大きく違うのは、
翻訳者「仕事がない」 vs 翻訳会社「仕事はあるけど対応できる人材がいない」
翻訳者「単価上げろ」 vs 翻訳会社「単価下げろ」

かな。
(他にもあったら教えてね!)

ボリューム案件・短納期案件の場合、
依頼が来てから対応できる人材を探すのじゃ遅いのである。
仕事は請けてしまったのに最悪人が集まらなくて納品できない可能性もあるし、集まったとしても翻訳の品質が商品にならないレベルである可能性もある。
ということで、常に人材をストックしておかないといけないのである。

医療分野の場合、ワナビは掃いて捨てるほどいるのに、できる人は翻訳会社間で取り合いになっているため常にスケジュールが空いておらず、仕事を頼める人が誰もいないという状況。
なので、余裕のある時にあらかじめ翻訳者を探しておき、トライアル&登録させることになる。
(ただし、翻訳者の立場からすると、仕事もないのに無償トライアルと登録だけさせる翻訳会社はウザいしかない)

私は【ローズ三浦の翻訳ブートキャンプ】という名の無料の通信講座兼無償のトライアル12回して選抜したけど、
今回はほぼ初期メンバーだから慎重にやったけど、
今後はこんなに悠長なことやってられんだろうな・・・。
(やからお金払っても社内に翻訳コーディネーターとかチェッカー雇ったり、あるいは外注の信頼できるチェッカーにトライアルチェックさせたりするんだよね)

次は、単価について。

極端なことを言うと、
自分が翻訳者の立場ならワード単価1円では絶対に請けないけど、
翻訳会社の立場からしたら翻訳者がワード単価1円で請けてくれたら大喜びってことです(←私はやらんけど)。

【ローズ三浦の翻訳ブートキャンプ】に合格して登録に至った人達も、
今は大変ケンキョなんだけど、
いつ「単価上げろ」って言いだすんだろwww←自分もそれで単価上げてもらう or 上げてくれなかったら他の翻訳会社に乗り換え or 企業と直接契約して今の状態にのしあがってきたため人に「言うな」とは言えない。

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