通訳翻訳ジャーナル2014年秋号の感想

 02, 2014 20:16
今回のテーマは、
『エージェントに選ばれる翻訳者・通訳者になりたい』。

これ、切実(泣)

予想に反して、
ごく当たり前なこと(納期・指示を守る、レスポンスが早い、コミュニケーションが取りやすいなど)しか書いていなかった。。(それすらできない翻訳者が多いってことだけどw)
ちょっと期待外れだったが、
ある翻訳者さんへのインタビューで、「営業したことない」って書いてあり、

営業したことない翻訳者は、ガチ(実力者)。

ていうか、
そういう人のインタビューだけじゃなくて、
実際の訳文掲載してくれるとありがたいのですが。

そうするとトップレベルの実力と今の自分の実力の差の把握、
そしてその差を埋める具体的戦略が立てられる
んだが。

あと、JTF常任理事・井口氏による個人翻訳者の実態調査については、非常に参考になりました。
母集団数が約500名という数字での調査であり、統計的に信頼性が高い。(他の調査だと母集団数10名みたいなのもあるので)
井口先生、ありがとうございます!

翻訳会社を通してのみ仕事を受注している翻訳者の割合が50%超。
まだまだ直取引は「一般的」でないようだ。

翻訳者はおとなしくてコミュ力があまりない人が多い(=自分からガツガツ仕事取りに行くタイプが少ない)ことも一因だと思うし、
そもそも「“個人事業主”とは取引できません」という法人も多いからだろうと思う。

筆者的には、この翻訳業界の現状を打破すべく、
これからガンガン直取引を推していこうと思ってるので、
ソースクライアントの皆様、どうぞよろしくお願いします。

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